みなさんこんにちは!
今回は2025/7/23にリリースされたgo!go!vanillasの新曲『ダンデライオン』の歌詞について考察していきたいと思います!
この曲はアニメ『SAKAMOTO DAYS』のエンディング曲に起用されていて、MVの再生回数は公開より5日目にして既に10万回超えを記録しています。
それにならい、アニメのストーリーとリンクした歌詞がいくつも見受けられ、リスナーとしても聴いていて楽しい音楽に仕上がっているかと思います!
今回はそんなgo!go!vanillasの新曲『ダンデライオン』の歌詞を一節ごとに区切って考察していきたいと思います!
ぜひ、最後までご覧ください!
1.『ダンデライオン』歌詞
影法師 君を掴みたくて
離れた血生臭い生家
叶えよう君との誓いの向こう
陽炎のようにゆらめいて風に舞う
憧れの景色はふたつの花模様と寄り添う影
ダンデライオン
汚れた手手洗いうがいし帰るさ
君の元へお土産もあるんだ
喜んでくれるかな
ここにある生活の音 匂い 記憶
あまりに偏愛で絶対 死も厭わないだから
全部嘘なんて言わないで
影法師 君を掴みたくて
離れた血生臭い生家
叶えよう君との誓いの向こう
陽炎のようにゆらゆらめいて風に舞う
憧れの景色はふたつの花模様と寄り添う
僕らには
最新技術はいらない
最終電車に乗れなくてもいい
大丈夫 僕といて君を守ってみせる
守ってみせるよ
最新技術はいらない
最終電車に乗れなくてもいい
大丈夫 僕といて君を守ってみせるよ
僕らのデイズ
影法師 君を掴みたくて
離れた血生臭い生家
叶えよう 君との誓いの向こう
陽炎のようにゆらゆらめいて風に舞う
憧れの景色はふたつの花模様と寄り添う影
この身果てるまで見惚れたい夢は
変わらず僕らのデイズ
2.『ダンデライオン』歌詞考察
2-1.生業を捨ててまで掴んだ日常
影法師 君を掴みたくて
離れた血生臭い生家
叶えよう君との誓いの向こう
陽炎のようにゆらめいて風に舞う
憧れの景色はふたつの花模様と寄り添う影
ダンデライオン
『SAKAMOTO DAYS』では、最強の殺し屋であった坂本太郎は奥さんに一目惚れをし、普通の生活をするために殺し屋を引退をします。
この冒頭ではその話になぞらえた歌詞が多くみられます。
「君を掴みたくて 離れた血生臭い生家」というのはまさしく、坂本太郎が一目惚れをして殺し屋を引退した時のことを歌っています。
「ダンデライオン」とはタンポポのことで、殺し屋の世界とは対照的な日常の世界の象徴だと考えられます。
2-2.日常を守るために
汚れた手手洗いうがいし帰るさ
君の元へお土産もあるんだ
喜んでくれるかな
ここにある生活の音 匂い 記憶
あまりに偏愛で絶対 死も厭わないだから
全部嘘なんて言わないで
『SAKAMOTO DAYS』では、殺しの世界から勝手に足を洗ってしまった坂本太郎を殺すべく、たくさんの刺客が坂本の元へ送られます。
坂本太郎はやっと掴んだ日常を守るために、家族にはバレないようにしながらも、自分の手を汚して刺客を返り討ちにしていきます。
そんな坂本の「死んででも家族との日常を守りたい」という思いがこの節には散りばめられています。
2-3.高望みはしない平凡な日常を
僕らには
最新技術はいらない
最終電車に乗れなくてもいい
大丈夫 僕といて君を守ってみせる
守ってみせるよ
坂本は、元殺し屋とは思えないほどのこじんまりとした個人商店を営んでいます。
そこからもわかるように、坂本は目覚ましい最新技術などを必要としているわけではなく、ただただ「平凡な日常生活」を守りたいという小さな願いのために体を張って闘っているのです。
「平凡な生活を愛しい家族と共に」
この節ではささやかな幸せを願う坂本の気持ちが描かれています。
2-4.一生日常を守り抜く
この身果てるまで見惚れたい夢は
変わらず僕らのデイズ
身が果てるまでの一生を、変わらないささやかな暮らしに賭けることの決意を最後に、この曲は締め括られます。
まとめ
go!go!vanillasの新曲『ダンデライオン』の歌詞は、かなりの大部分…いや、ほぼ全てと言っていいほどに『SAKAMOTO DAYS』になぞらえられていることが分かりましたね。
サカモト愛が伝わる一曲であるのはもちろん、家族のために働いて帰る親御さんにも響く一曲なのではないでしょうか?
平穏で変わらない日々を守り抜く全ての人の共感を呼ぶ応援ソングとしての一面を楽しんでみてもよいかもしれませんね!