みなさんこんにちは!
2025/8/1に藤井風の新曲『Love Like This』がリリースされました!
同日に公開されたMVの再生回数は既に約340万回再生を記録!
現在行っているシカゴをはじめとするアメリカツアーでは、チケットは既に売り切れており、海外での注目も獲得している日本を代表するアーティストと言っても過言ではありませんね。
そんな彼が今回歌うのは「真実の愛」
「愛」について触れる歌詞は他の曲でも見られますが、今回の『Love Like This』ほど「愛」にフォーカスした曲は初めてだと思います。
藤井風が歌う愛とは、一体どんなものなのでしょうか?
1.『Love Like This』歌詞(和訳付き)
Feeling
感じている
More than perfect, amazing
完璧以上で、驚くほど素晴らしい
More than words can explain
言葉では説明しきれないほど
It’s purest form of reality
それは現実の最も純粋な形
Divinity
神聖さ
I’ve been suffering
ずっと苦しんできた
In this tiring crazy world like I’m drowning
溺れているような、この疲弊した狂った世界で
There’s no way to escape I thought
逃げ道はないと、そう思っていた
But finally here I am
でもついに、ここに辿り着いた
I’ll never find another love like this, it’s true
こんな愛は二度と見つからない、本当に
I’ll never find another love like this
こんな愛は二度と見つからない
Baby, can you feel it too just like I do?
ベイビー、僕と同じように君も感じているかい?
(Who does paradise belong to?)
(楽園は誰のもの?)
I’ll never find another love like this, I know
こんな愛は二度と見つからない、わかっている
I’ll never find another love like this
こんな愛は二度と見つからない
Baby, can I give it to you?
ベイビー、君にこれを捧げてもいいかな?
Just like you do
君がしてくれるように
Then we share it too
そして一緒に分かち合おう
Thank you
ありがとう
Wherever I go I feel you
どこに行っても君を感じる
Now I know
今ならわかる
That I’ll never love like this
こんな愛をすることは二度とない
Sacred
神聖な
Sweet divine invitation
甘く神聖な招待
To heal a heart that’s been breaking
傷ついてきた心を癒すための
Mend a soul that’s been crying out
泣き叫んできた魂を繕うための
Let me out
僕を解き放って
Now I am
そして今僕は
Falling softly colliding
優しく落ち、ぶつかり合って
Into your sweet silver lining
君の甘い希望の光の中へ
There’s no way to escape from heaven
天国からは逃げられない
Finally here we are
ついに僕らはここにいる
I’ll never find another love like this, it’s true
こんな愛は二度と見つからない、本当に
I’ll never find another love like this
こんな愛は二度と見つからない
Baby, can you feel it too just like I do?
ベイビー、僕と同じように君も感じているかい?
(Who does paradise belong to?)
(楽園は誰のもの?)
I’ll never find another love like this, I know
こんな愛は二度と見つからない、わかっている
I’ll never find another love like this
こんな愛は二度と見つからない
Baby, can I give it to you?
ベイビー、君にこれを捧げてもいいかな?
J-J-J-just like you do
君がしてくれるように
Then we share it too
そして一緒に分かち合おう
Thank you
ありがとう
Wherever I go I feel you
どこに行っても君を感じる
Now I know
今ならわかる
That I’ll never love like this
こんな愛をすることは二度とない
That I’ll never love like this
こんな愛をすることは二度とない
Never love like this
こんな愛は二度とない
Never, never love like this
こんな愛は決して二度とない
Never love like this
こんな愛は二度とない
Never, never, never love like this
こんな愛は決して二度とない
Never love like this
こんな愛は二度とない
Never, never love like this
こんな愛は決して二度とない
Never love like this
こんな愛は二度とない
Never, never, never love like this
こんな愛は決して二度とない
Never love like this
こんな愛は二度とない
Never, never love like this
こんな愛は決して二度とない
Never love like this
こんな愛は二度とない
2.『Love Like This』歌詞考察
2-1.逃げ場のない闇の中で見つけた「愛」
Feeling
感じている
More than perfect, amazing
完璧以上で、驚くほど素晴らしい
More than words can explain
言葉では説明しきれないほど
It’s purest form of reality
それは現実の最も純粋な形
Divinity
神聖さ
I’ve been suffering
ずっと苦しんできた
In this tiring crazy world like I’m drowning
溺れているような、この疲弊した狂った世界で
There’s no way to escape I thought
逃げ道はないと、そう思っていた
But finally here I am
でもついに、ここに辿り着いた
I’ll never find another love like this, it’s true
こんな愛は二度と見つからない、本当に
I’ll never find another love like this
こんな愛は二度と見つからない
Baby, can you feel it too just like I do?
ベイビー、僕と同じように君も感じているかい?
(Who does paradise belong to?)
(楽園は誰のもの?)
I’ll never find another love like this, I know
こんな愛は二度と見つからない、わかっている
I’ll never find another love like this
こんな愛は二度と見つからない
忙しなく過ぎていく日常、回り続ける社会から逃れたかったとしても、自分の背負う責任や生活を思えばそこにとどまる以外の選択肢はどうしても取りにくいものです。
そんな人生の中で疲弊していた主人公でしたが、最愛の人が現れたことによって世界は一変します。
「完璧以上で、驚くほど素晴らしい」
「こんな愛は二度とは見つからない」
そう思わせるような愛を抱いたことで「疲弊した狂った世界」が、たちまち「楽園」へと変わっていくように感じています。
2-2.与えられ、与え、分かち合う愛
Baby, can I give it to you?
ベイビー、君にこれを捧げてもいいかな?
Just like you do
君がしてくれるように
Then we share it too
そして一緒に分かち合おう
主人公は愛する人に対して何かを与えようとしています。
最愛の人が与えてくれるように。
それは「愛」なのか「花束」なのか、「共に過ごす時間」なのかは分かりませんが、それを与えては与えられ、共に分かち合おうと約束しています。
この2人からわかるのは、何かを求めているわけではありません。
恋人の不満話によくあるもので「〜してくれない」とか「〜が足りない」というのはよく耳にしますが、彼らはそういう次元で愛し合っているわけでないのがわかるかと思います。
お互いが見返りを求めずに与え合っていくからこそ、「分かち合える」のだと。
未練でも執着でもない、本当の愛の本質を突いたフレーズだと思います。
2-3.日頃の傷を癒す愛
Sacred
神聖な
Sweet divine invitation
甘く神聖な招待
To heal a heart that’s been breaking
傷ついてきた心を癒すための
Mend a soul that’s been crying out
泣き叫んできた魂を繕うための
Let me out
僕を解き放って
愛する人が、主人公の今までに負ってきた深い悲しみを癒すかのように誘います。
「僕を解き放って」という表現からも、愛する人と一緒にいることでこそ、本来の自分でいられることが読み取れます。
2-4.深い愛へおちてゆく
Now I am
そして今僕は
Falling softly colliding
優しく落ち、ぶつかり合って
Into your sweet silver lining
君の甘い希望の光の中へ
There’s no way to escape from heaven
天国からは逃げられない
Finally here we are
ついに僕らはここにいる
ほとんどが比喩的な表現ですが「君と出会って二度とはないほどの愛を感じてしまったから、離れることはない」と言っています。
ふわふわと落ちていった先で、君の優しさや愛という甘い希望の光に包まれ、まるで天国にいるような心地で愛し合っている。
2人の愛の深さが感じ取れます。
3.まとめ
藤井風の新曲『Love Like This』は、彼の愛に対する考え方が大きく反映されたより一層深いラブソングでした。
「相手に求めるよりも、見返りを求めずに相手に与えて尽くすことこそが愛である」
そういった観念は彼の他の曲でも散見されますが、ここまで「愛」にフォーカスした曲は初めてかと思います。
相手に求めるだけでは相手が消耗しますし、かといって見返りを求めて自分が与え続ければ、自分が消耗していってしまいます。
自分が尽くしたいと心の底から思える人、そしてそれにありがたみを感じられる人との間に「二度とはない愛」が生まれるのでしょう。