Vaundy 『ずっとラブソング』歌詞考察─君を連れ去って─

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みなさんこんにちは!

2025/8/27にVaundyの新曲『ずっとラブソング』がリリースされました!

この曲は、1980年代頃のロックを感じさせるサウンドと、オカルトチックでクセのある言葉選びをされた歌詞が唯一無二で、独特の雰囲気を放っているラブソングです!

今回はそんなVaundyの『ずっとラブソング』の歌詞を一説ずつ区切りながら考察していきましょう!

ぜひ、最後までご覧ください!

目次

1.Vaundy『ずっとラブソング』歌詞

いつかこの街ごと
消えてなくなること
知ってても
最後まで待てるよ
Oh
だけど時折その凍る心を
溶かす口実を考えてみてるよ
「ずっとラブソング」

あの日から消えない
思い出のメロディと
このバラバラに散る言葉を集めて
やっと飛ばせそうだ

だから今夜
キャトルミューティレイション
あなたの心奪う
超 nice な言葉で紡がれた
希望を隠さないラブソングがBGM さ
キャトルミューティレイション
あなたの心奪う
超 nice な笑顔で紡がれた
希望を隠さないラブソングを僕に歌ってくれ

もしも dopeでfunky な
隕石がこの街に落ちて来るっていう事
君に教えたなら
Oh
それに導入はもうすでに出来ていて
あとは、あなたの心の鼓動に
合わせていくだけだよ
「ずっとラブソング」

あの日から消えない思い出のサンプルと
このバラバラに散る愛を集めて
やっと飛ばせそうだ

怒るのは後にしてくれよ baby
今日は僕の人生で1番の転機なのさ
ここまでの悲しみや苦しみ全部
この瞬間のため
抱きしめるための「ずっとラブソング」さ

だから今夜
あなたの心奪う
超 nice な言葉で紡がれた
希望を隠さないラブソングが BGMさ
キャトルミューティレイション
あなたの心奪う
超 nice な笑顔で紡がれた
希望を隠さないラブソングを僕に歌ってくれ

2.Vaundy『ずっとラブソング』歌詞考察

2-1.いつか終わるとしても君のためなら

いつかこの街ごと 消えてなくなること
知ってても 最後まで待てるよ
Oh
だけど時折その凍る心を
溶かす口実を考えてみてるよ
「ずっとラブソング」

あの日から消えない
思い出のメロディと
このバラバラに散る言葉を集めて
やっと飛ばせそうだ

冒頭1発目から世界が破滅するとしても〜という仮定から入っている時点でこの曲がいかにぶっとんだ歌詞をしてることがわかるかと思います(笑)

「いずれ何もなくなるとわかっていたとしても、なくなるまでの間の時間を全てあなたに費やしてもいい」ということの遠回しな表現として取ることができますね。

出逢ってしまった日からずっと忘れられない胸の高鳴りと、相手へ伝えたいけども伝えられていないもどかしい想いが、今歌になって相手へと向けられようとしています。

2-2.今夜君を連れ去ってしまおう

だから今夜
キャトルミューティレイション
あなたの心奪う
超 nice な言葉で紡がれた
希望を隠さないラブソングがBGM さ
キャトルミューティレイション
あなたの心奪う
超 nice な笑顔で紡がれた
希望を隠さないラブソングを僕に歌ってくれ

この曲に度々出てくる「キャトルミューテイレイション」ですが、この曲の中で扱われる意味としては「さらう」「誘拐する」という意味になります。

これは昭和頃よく使われていた表現で、日常的に誰かに誘われることを「キャトられる」と言ったり、オカルト界隈ではUFOに誘拐されることなんかも指したりしました。

つまりここでは「今夜君の心を奪って、このままどこかへ連れ去ってしまおう」ということが言いたいわけですね。

こういった昭和やオカルトを感じさせる表現が、この曲のまとう不思議ながらもポップな雰囲気を作り上げていますよね。

2-3.君の心次第でずっと聴かせたいラブソング

もしも dopeでfunky な
隕石がこの街に落ちて来るっていう事
君に教えたなら
Oh
それに導入はもうすでに出来ていて
あとは、あなたの心の鼓動に
合わせていくだけだよ
「ずっとラブソング」

あの日から消えない思い出のサンプルと
このバラバラに散る愛を集めて
やっと飛ばせそうだ

もしもこの街に隕石が落ちてくると相手に教えたならば、2人は素直になれるだろうか?
2人きりでどこかに逃げていけるだろうか?

そんな淡い期待が見え隠れしていますね。

主人公が今まで伝えられなかった言葉をかき集めてできたラブソングはもう完成していて、あとは相手の心の持ち方次第で聴かせてあげられるようです。

3.まとめ

Vaundyの新曲『ずっとラブソング』は、奥手な主人公が不器用なりに自分の言葉をラブソングとして形にして相手に伝えることで、相手の興味をひこうとする様子が描かれていました。

こう書いてしまうとなんだか淡白なような気もしますが、独特の言い回しが癖になる…なんとも不思議な一曲でした!

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