みなさんこんにちは!
2025/11/12にリリースされる緑黄色社会のEPアルバム『My Answer』から、タイトルを飾る一曲『My Answer』が先行リリースされました!
この曲では、運命とは言えない出逢いの中で揺らぐ想いに対するアンサーソングになっていて、ロマンス100%で歌われるラブソングとは一風異なる恋愛ソングです。
今回はそんな緑黄色社会『My Answer』の歌詞について考察していきます。
ぜひ最後までご覧ください!
1.緑黄色社会『My Answer』歌詞
君に会えた喜びだけでは
この先は容易くはないね
幸せには残酷な影が
不気味なほどまとわりつく/こびりつく
やり直すかと自問自答しては
頭の中で辿る 駆けた道を
ほらまた何度も君を選ぶ
君に触れてる
二つに一つのAnswer
どうしても君を選ぶ
運命とは呼べなくても
それが答えだろう
何もないよ
君に向けている気持ち以外
何もないのにさ
この未来が別れてしまったなら
私などいなくなる
いなくなってしまう
迷いの中で固まってゆく
二つに一つの道が
あわいに思い返せば
苦しい日々さえも幸せだった
正義や普通を振りかざしていては
どうにもこうにも導き出せない
泥臭いまま永い問いを抜けて添い遂げよう
ほらまた何度も君を選ぶ
君に触れたい
二つに一つのAnswer
いつの日も君を選ぶ
君は本当に良かったのかい?
私の道は一つ
これが答えだろう
2. 緑黄色社会『My Answer』歌詞考察
2-1.楽だけではない恋愛の中で
君に会えた喜びだけでは
この先は容易くはないね
幸せには残酷な影が
不気味なほどまとわりつく/こびりつく
やり直すかと自問自答しては
頭の中で辿る 駆けた道を
ほらまた何度も君を選ぶ
君に触れてる
二つに一つのAnswer
どうしても君を選ぶ
運命とは呼べなくても
それが答えだろう
いかなる恋愛においても、付き合えたことの喜びや楽しさだけではこの先続いていかないというのは自明ですね。
始まったということは終わりがあるということであり、幸せの裏にはいつもそれを失う不安などの影がつきまといます。
むしろやり直してこの恋愛を始めなかったという選択肢をとろうとしてみますが、何度考え直してもやはりまた同じ相手を選んでしまいます。
付き合うことを「選んだ」だけであって運命だとは到底信じてもいませんが、何度でも相手を選ぶ自分の心の本音ともいえるその行動こそが、相手に対する愛がどれほどに深いか、その答えなのでしょう。
2-2.もし君がいなくなったら
何もないよ
君に向けている気持ち以外
何もないのにさ
この未来が別れてしまったなら
私などいなくなる
いなくなってしまう
迷いの中で固まってゆく
二つに一つの道が
あわいに思い返せば
苦しい日々さえも幸せだった
正義や普通を振りかざしていては
どうにもこうにも導き出せない
泥臭いまま永い問いを抜けて添い遂げよう
いつも頭の中も心の中も「君」のことだらけだからこそ、相手との別れを迎えた時に自分の中に何も残らなくなってしまう不安にかられてしまいます。
喧嘩や苦しいことの末に「君」を失うことを恐れている主人公ですが、よくよく思い返してみれば苦しかったことでさえも今となっては幸せの一部になっています。
「正義」だとか「普通」などの理屈では計りきれない2人の行き先を、これからも感情に正直に、泥臭く永遠に追い求めて行こうと約束します。
2-3.何度でもまた君を選ぶ
ほらまた何度も君を選ぶ
君に触れたい
二つに一つのAnswer
いつの日も君を選ぶ
君は本当に良かったのかい?
私の道は一つ
これが答えだろう
何度やり直しても君を選んでしまうまっすぐな主人公。
相手に「君は良かったのかい?」と問うてしまうくらいには相手に対しての引け目や不安もあるようです。
ただ、自分の感情には正直で「君がどう答えたとしても、自分は君と付き合う道しかない」という確固たる意志が見えます。
そんな相手に気遣いながらも自分の感情に正直で真っ直ぐな姿に、相手も惹かれたのかもしれませんね。
3.まとめ
運命のように稲妻が走るようなこともなく、ただ自らが選んだだけの出逢いの中で、何故その人と生きていくのかを考えた時に不安になるかもしれません。
「この人は運命の人じゃないんじゃないか」
しかし、何度やり直してみてもその人を選ぶと言うのであればそれが「自分の出した答え」であり、一緒に生きていくには充分すぎる理由であり、愛なのかもしれませんね。
