Mrs. GREEN APPLE新曲「ビターバカンス」をJAM’sが本気レビュー!!!

Mrs.Green Apple

こんにちは、今回は2024年12月20日(金)より実写映画化されている「聖☆おにいさん」の主題歌「ビターバカンス」(Mrs. GREEN APPLE)を聴いたレビューをしていこうと思います。

@MrsGREENAPPLE_Official 「ビターバカンス」
目次

「Mrs. GREEN APPLE」とは?

Mrs. GREEN APPLEは、2013年結成のロックバンド。

彼らの代表曲である「青と夏」「WanteD! WanteD!」「Love me, Love You」などヒット曲を多数リリースし、2019年12月にバンド初のアリーナツアー「EDEN no SONO」を開催するなど、人気絶頂の中「フェーズ1完結」を宣言して突然の活動休止。

2022年3月18日に新曲「ニュー・マイ・ノーマル」リリースと共に「フェーズ2開幕」を宣言。

「ダンスホール」や2023年にレコード大賞を受賞した「ケセラセラ」などをリリース。
約2年の活動休止を経て更に進化し、トップアーティストへの階段を登り続けているアーティストです。

「聖☆おにいさん」とは

今回の映画「聖☆おにいさん」は、東京・立川のアパートでルームシェアをしながら下界でのバカンスを楽しむイエスとブッダ。
天界が企画した映像制作プロジェクトに巻き込まれた彼らは、天使や悪魔たちと大騒動を繰り広げていくコメディ映画です。

【ミセス新曲】「ビターバカンス」について

まずは「ビターバカンス」を制作したMrs. GREEN APPLEのコメントをご紹介していきます。

聖☆おにいさんは原作からの大ファンでして、中学生の頃に書店で新刊が出るたびに買って読んでいました。

この度お話をいただき、すごく運命的な何かを勝手に感じております。

ブッダとイエスの癒され日々から我々も学ぶものがあり、根を詰めがちな人々ですが少しでもホッと、肩の力が抜ける瞬間があるといいのだろうと。

そういう1番大切なバカらしさみたいなものを曲にしてみました。

休んじゃえばいい!

現代人頑張りすぎだ!

休んでからの責任としわ寄せは、その時の自分が考えればええ!

決して無責任なのではなく、責任と向き合うためのお暇が心安らぐ時間が、皆様に少しでもありますように。

Vo.Gt 大森元貴(Mrs. GREEN APPLE)

というように、決して無責任に「休んじゃえ!」という曲を書いたのではなく、「休んでもなんとかなる」というように根を詰めすぎないよう、ホッと一息つけるような曲になっているみたいですね!!

ビターバカンスの歌詞

「ビターバカンス」 Mrs. GREEN APPLE

作詞 大森元貴

作曲 大森元貴

息が詰まるような日々が続いたら

休暇を取ればいい

あの人も上手にちゃんとやれてるし

バカンスに行っちゃえばいい

気にしないように「したり」

守るために「戦う」毎日

ちょっと、待って、

笑うしかないはずなのに

涙が出ちゃう 急に

追いつけない人がいる

そのマジカルを

ただ恥じちゃう自分がいる

いつかはね

僕は諦めてしまうのでしょうか

辛いことばっかじゃないって事を

僕に教えたい 教えたい 教えたい

ぐだぐだ時間は過ぎていくけど

ちょっぴり甘いくらいな

ほろ苦いが

愛じゃない?

やっぱり好きなことをするくらいは

いいじゃない?

人が集う 週末

列が混み 順番待ち要員

上手にやって見えるあの人も

どこかで傷つき得た オンとオフを

嫌われたくないし

なんなら皆んなに好かれたいし

ちょっとだけ

無理してる自分が気持ち悪くて

涙も出ない0時

愛とか恋とか

友情とかわからないけど

難しく考えなくていい

どこかに

私を待ってる人は居るのでしょうか

辛いことばっかじゃないって事を

君に教えたい 教えたい 教えたい

結局 遠くへ行っちゃうけども

笑える今日を大事にしまっておこう

いつかはバイバイ バイバイ バイバイ

羨ましい人ばかりの 人集り

好きって伝えてみたい 君に

楽しくない日もね あるのは

否めやしないけどね

辛いことばっかじゃないって事を

僕はわかってる わかってる わかってる

いつか君は忘れるでしょう

僕と過ごした日々を香りを

息が詰まるような日々が続いたら

ちょっぴり休めばいい

休めばいい 休んじゃえばいい

歌詞的には大森さんが言っていた通り「根を詰めすぎな人々ですが、少しでもホッと肩の力が抜ける瞬間があるといいのだろうと」というように…

「息が詰まるような日々、辛いことばっかりな日々が多いですが、そればっかりじゃないよって事を「僕に教えたい」「君に教えたい」そしてそれを「僕はわかってる」ちょっぴり休んじゃうのも大切なことです」

と言いたいのではないかと思われます。

「ビターバカンス」を聴いてみた感想

「ビターバカンス」は日本語に直訳すると「少し苦い長い休みの過ごし方」になります。

全体の雰囲気としては、ポップなサウンドがずっと流れていて、バカンスという言葉が曲名に入っているので「楽しい休みだー!」と捉えることもできます。

その一方で歌詞を見ると「涙が出ちゃう」「嫌われたくない」といった少し苦い思い出を連想させる言葉も入っていて、大人なポップミュージックなのかな?といった印象でした。

Mrs. GREEN APPLEの曲がヒットする理由の1つとして、「頑張れ!」と真っ直ぐに応援するのではなく「大丈夫だよ」「なるようになる」と寄り添ってくれる歌詞が刺さります。

この曲も「ちょっぴり休めばいい」と頑張りすぎな人に寄り添う歌詞が刺さる人も多いのではないでしょうか?

まとめ

今回は「Mrs. GREEN APPLE」の「ビターバカンス」について聞いた感想を簡単に書いてみました。

耳から離れない、つい口ずさんでしまう曲です。

「生きていれば良い事があるよ」という言葉は時に、その瞬間辛い人に対しては生きることを強制されるような重くて鋭い圧を与えてしまいます。

「辛いことばかりじゃない」と言い換えることで、意味は大きく変わっていないはずなのに寄り添ってくれているような気持ちになれるんですよね。

大森さんの諭すような優しくも力強い声が、辛い人に寄り添うように考え抜かれた歌詞とマッチしており、非常に現代人には必要な名曲となっています。

「ビターバカンス」には、聴いてみないと分からない素晴らしさや、人によって変わる世界観があると思うので、聴いたことのない人は是非聴いてみてください!

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