ONE OK ROCK 『+Matter』の歌詞和訳と歌詞考察─愛を見失いがちな現代社会に

ONE OK ROCK Plus Matter
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みなさんこんにちは!

2025/2/21よりリリースされるONE OK ROCKのニューアルバム『DETOX』より、3曲が先行リリースされています!

もう聴きましたか?

今回はその3曲のうちのひとつ、『+Matter』の歌詞を翻訳したうえで考察していきたいと思います!

目次

1. 『+Matter』の歌詞

Life can be heavy

Time can be scary

Days around the sun

Battles to be won

If love is war

Come crash into my vacant arms

Embrace explore

We’re supernova racing

Do l matter to you

Do I matter to you

Do I matter to you

You matter to me

You matter to me

You matter and We all matter

Do I matter to you

Do I matter to you

Do I matter to you

You matter to me

You matter to me

You matter and We all matter

Should we be sharing

All that we carry?

I know songs have been sung

But change has yet to come

If love is war

Come crash into my vacant arms

The space we ignore

Is the answer to our fading

Do I matter to you

Do I matter to you

Do I matter to you

You matter to me

You matter to me

You matter and We all matter

Do I matter to you

Do I matter to you

Do I matter to you

You matter to me You matter to me

You matter and We all matter

Left to right

Will you take

Will you take my hand

Hold it tight

Feel the waves

As our atoms collide

Do you saint do you sin

When you look within

Is it faith is it hate

Pulling you back in

Do you want to believe

There’s a world to win

Do you want to believe

You matter to me

Do I matter to you

Do I matter to you

Do I matter to you

You matter to me

You matter to me

You matter and We all matter

Do I matter to you

Do I matter to you

Do I matter to you

You matter to me

You matter to me

You matter and We all matter

Do you saint do you sin

When you look within ?

Is it faith is it hate

Pulling you back in ?

Do you want to believe

There’s a world to win?

Do you want to believe

You matter to me?

2. 『+Matter』の歌詞和訳

人生は重くのしかかることがある

時間は恐ろしいものになることもある

太陽の周りを巡る日々

勝ち取るべき戦い

もし愛が戦争なら

この空っぽの腕の中に飛び込んできて

抱きしめ合い、探し求めよう

僕たちは超新星のように駆け抜ける

僕は君にとって大切な存在?

僕は君にとって大切な存在?

僕は君にとって大切な存在?

君は僕にとって大切な存在

君は僕にとって大切な存在

君は大切な存在、そして僕たちは皆大切な存在

僕は君にとって大切な存在?

僕は君にとって大切な存在?

僕は君にとって大切な存在?

君は僕にとって大切な存在

君は僕にとって大切な存在

君は大切な存在、そして僕たちは皆大切な存在

僕たちは背負っているものを

分かち合うべきなのだろうか?

歌は歌われてきたけれど

まだ変化は訪れていない

もし愛が戦争なら

この空っぽの腕の中に飛び込んできて

僕たちが無視している場所にこそ

消えゆく僕たちへの答えはある

僕は君にとって大切な存在?

僕は君にとって大切な存在?

僕は君にとって大切な存在?

君は僕にとって大切な存在

君は僕にとって大切な存在

君は大切な存在、そして僕たちは皆大切な存在

僕は君にとって大切な存在?

僕は君にとって大切な存在?

僕は君にとって大切な存在?

君は僕にとって大切な存在

君は僕にとって大切な存在

君は大切な存在、そして僕たちは皆大切な存在

右から左へ

君は手を取ってくれる?

しっかり握りしめて

波を感じて

僕たちの原子がぶつかり合う

君は聖人?それとも罪人?

心の中を覗いたとき

それは信念?それとも憎しみ?

君を引き戻すのはどちら?

信じたいと思う?

勝ち取るべき世界があることを

信じたいと思う?

君は僕にとって大切な存在

僕は君にとって大切な存在?

僕は君にとって大切な存在?

僕は君にとって大切な存在?

君は僕にとって大切な存在

君は僕にとって大切な存在

君は大切な存在、そして僕たちは皆大切な存在

僕は君にとって大切な存在?

僕は君にとって大切な存在?

僕は君にとって大切な存在?

君は僕にとって大切な存在

君は僕にとって大切な存在

君は大切な存在、そして僕たちは皆大切な存在

君は聖人?それとも罪人?

心の中を覗いたとき

それは信念?それとも憎しみ?

君を引き戻すのはどちら?

信じたいと思う?

勝ち取るべき世界があることを

信じたいと思う?

君は僕にとって大切な存在だよ

3.『+Matter』の歌詞考察

3-1.「孤独」に人生の重みと向き合う日々

人生は重くのしかかることがある

時間は恐ろしいものになることもある

太陽の周りを巡る日々

勝ち取るべき戦い

この部分では、ただ無情に流れる時間や人生が他人と争い合う「戦い」として描かれています。

重くのしかかる人生も時間も日々も「他人を外側(敵)として置いた戦い」であると言っているわけですね。

聴き手からすると、冒頭のこの歌詞自体が重くのしかかってくるような気もします笑

3-2.「孤独」ならば「愛」は存在しないはず

もし愛が戦争なら

この空っぽの腕の中に飛び込んできて

抱きしめ合い、探し求めよう

僕たちは超新星のように駆け抜ける

この部分、一言目の「”もし”愛が戦争なら」という部分で「愛だけは他人を外側に置いた戦いじゃない」と示唆していることがわかります。

冒頭部分の重くのしかかる歌詞は、このアンチテーゼをぶつけるためにあえて据えた“的”のようなものだったことがわかります。

「空っぽの腕」は孤独や喪失感を象徴しており、そこに飛び込むことで初めて満たされるというニュアンスが感じられます。

「超新星のように駆け抜ける」という比喩は、愛がどれほどのエネルギーを持っているかを端的に示唆した部分と言えるでしょう。

3-3.「孤独」を抜け出すために「愛」を求める

僕は君にとって大切な存在?

僕は君にとって大切な存在?

僕は君にとって大切な存在?

君は僕にとって大切な存在

君は僕にとって大切な存在

君は大切な存在、そして僕たちは皆大切な存在

繰り返される「僕は君にとって大切な存在?」という問いかけは、日々の戦争から一度手を引き、今一度愛を確かめたいという切実な思いの表れでしょう。

一方で、「君は僕にとって大切な存在」と続くことで、その呼びかけに対して愛を示す者がいることも表しています。

最終的に「僕たちは皆大切な存在」と締めくくられることで、人が持つ「日々は戦争である」という孤独感を払拭し、「愛」にフォーカスしていますね。

3-4.人が「愛」に目を向けるのはいつ?

僕たちは背負っているものを

分かち合うべきなのだろうか?

歌は歌われてきたけれど

まだ変化は訪れていない

「背負っているものを分かち合うべきなのか?」という問いは、個人の悩みや痛みを他者と共有すべきかどうかの葛藤を表しているようです。

「愛」の存在を求めていようと、他人に自分だけが抱える心のモヤを曝け出すことは勇気がいることです。

はたまた、その苦しみを分かち合えるかは定かではありません。

その事実から生まれる「懐疑心」を表しています。

「歌は歌われてきたけれど まだ変化は訪れていない」という部分からは、これまで多くの人が愛や平和、希望について歌ってきたにもかかわらず、現実はまだ変わっていないという虚しさや無力感が感じられます。

人が他人の愛に気づき、信じ、手を取り合う日はいつくるのでしょうか?

3-5.無視してきたものの中に答えがある

もし愛が戦争なら

この空っぽの腕の中に飛び込んできて

僕たちが無視している場所にこそ

消えゆく僕たちへの答えはある

ここでは、前の「愛が戦争なら」と同じテーマが語られつつ、新たに「僕たちが無視している場所」に注目しています。

これは、他人を他人として、はたまた敵として捉える社会の中で見過ごされている「愛」を示しています。

そして、そうした「無視されているもの」の中に、孤独の末に消えゆく我々が救われるヒントが隠されているのだと語りかけているのです。

3-6.手を取り合い、一緒に感じること

右から左へ

君は手を取ってくれる?

しっかり握りしめて

波を感じて

僕たちの原子がぶつかり合う

ここでは、人が人を信じ、つながりあう愛を通じて起きるエネルギーをダイナミックに表現しています。

「波を感じて」という表現からは、単に物理的に手を握るだけでなく、感情や想いを共有することの大切さが伝わってきます。

「僕たちの原子がぶつかり合う」は、我々を形作る物質の最小単位である「原子」を立てることで、人と人が緻密に、本質的に通じ合う愛の力の強大さを訴えかけています。

3-7.内なる葛藤と信じる力

君は聖人?それとも罪人?

心の中を覗いたとき

それは信念?それとも憎しみ?

君を引き戻すのはどちら?

「聖人」「罪人」「信念」「憎しみ」といった対照的な言葉を並べることで、人と交わす本質的なコミュニケーションの中で、相手が何を背負い、何を感じているのかを疑い探る様子が描かれています。

誰もが完璧な聖人ではなく、時には迷いや憎しみを抱えることもあるでしょう。

そして、最終的に善悪、信頼と憎しみ、どちらの感情が核たる自分なのかを問いかけています。

3-8.「孤独」か「愛」、貴方はどちらを信じていたい?

信じたいと思う?

勝ち取るべき世界があることを

信じたいと思う?

君は僕にとって大切な存在だよ

そして最後の部分でこう問いかけ、囁きます。

「人生が孤独な戦争だと信じる?」

「それとも愛されていると信じる?」

…「君は僕にとって大事な存在だよ。」

最後まで『+Matter』を聴いたならば、どちらを信じていたいかは言うまでもないでしょう。

4.まとめ

ONE OK ROCK『+Matter』は、人を疑い、争う日々の中で生まれてしまう「自分は本当に大切な存在なのか?」という問いの前に、愛に焦点を当てることで見えるダイナミックな力があることを歌っています。

特に、「僕たちは皆大切な存在」というメッセージは、自己の価値を見失いがちな現代において、多くの人に響くものなのではないでしょうか。

この曲は、聴く人それぞれの状況によって違った意味を持つかもしれません。あなたにとって、この歌詞はどのように響きましたか?

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