みなさんこんにちは!
2025/2/28にリリースされた藤井風の新曲『真っ白』はもう聴きましたか?
いろはすのCMソングであるうえ、直々に藤井風さんも出演しています!
柔らかな春の陽だまりのようなハミングから始まるこの曲の歌詞はどのようなものになっているのでしょうか?
一節ずつ考察していきたいと思います!
ぜひ最後までお付き合いください!
1 . 藤井風『真っ白』歌詞
真っ白な心に惹かれ
真実をさまよえば
真っ黒なところはぶち抜かれ
真新しい風にまた抱かれた
好きだよ 好きだけど
離れなくちゃ置いてかなきゃ
好きだよ知らんけど
私たちもうそんな頃よ
先にさよならするわ
悪いのはそうよ
いつも私でいいの
先に進まなければ
ゴールできぬゲームなのよ
真っ白な心に惹かれ
真実をさまよえば
真っ黒なところはぶち抜かれ
真新しい風にまた抱かれた
先にさよならするわ
悪いのはそうよ
いつも私でいいの
先に進まなければ
ゴールできぬゲームなのよ
真っ白な心に惹かれ
真実をさまよえば
真っ黒なところはぶち抜かれ
真新しい風にまた抱かれた
好きだよ好きだけど
離れなくちゃ置いてかなきゃ
好きだよ知らんけど
私たちもうそんな頃よ
2.藤井風『真っ白』歌詞考察
2-1.恋に落ち、夢中になる
真っ白な心に惹かれ
真実をさまよえば
真っ黒なところはぶち抜かれ
真新しい風にまた抱かれた
「真っ白な心」は純粋さや無垢さの象徴であり、それに惹かれることは、純粋な愛というものへの憧れを表していると思います。
「真実をさまよう」とは、恋に目を奪われ、現実に目を向けることを疎かにすることを指しているのではないでしょうか。
その過程で「真っ黒なところはぶち抜かれ」…つまり、心の闇や迷いが取り払われることを意味しているのかもしれません。
一時的に真実、現実から目を背けることで得られる心地よさのことを指しているのでしょう。
最後の「真新しい風にまた抱かれた」は、現実にある過去のしがらみを超えた先で、純粋な愛で見えてきた新しい希望や変化を表しているとも捉えられます。
2-2.現実からは逃れられない
好きだよ 好きだけど
離れなくちゃ置いてかなきゃ
好きだよ知らんけど
私たちもうそんな頃よ
「好きだよ」と素直な気持ちを伝えながらも、「離れなくちゃ置いてかなきゃ」と続くことで、致し方ない形での関係の終焉を示唆しています。
「知らんけど」は、軽い否定や照れ隠しのニュアンスが含まれていて、本心を誤魔化そうとする態度が見られます。
「私たちもうそんな頃よ」は、関係が終わりに近づいていることを受け入れようとする言葉であり、しかと現実に目を向け、恋の終焉を冷静に捉えようとする心情が表れていると考えられます。
2-3.踏ん張って春
先にさよならするわ
悪いのはそうよ
いつも私でいいの
先に進まなければ
ゴールできぬゲームなのよ
ここでは、別れを決断する主体があくまでも「私」であることが強調されています。
「悪いのはそうよ いつも私でいいの」は、相手を傷つけないように、あえて自分が悪者になることで関係を終わらせようとする優しさや自己犠牲が込められているのかもしれません。
「先に進まなければ ゴールできぬゲームなのよ」は、人生をゲームに例え、現状に留まることが停滞を意味するという考えを表現しているようです。
恋愛においても、同じ場所にとどまることは成長の妨げになり、新たな未来を迎えるためには前へ進むしかない、という切実な思いが伝わってきます。
まとめ
『真っ白』の歌詞全体を通して、純粋な気持ちを抱きながらも、関係の終わりを受け入れ前へ進もうとする切ない心情が描かれていましたね。
「真っ白」と「真っ黒」の対比は、純粋な気持ちと現実の苦しさを象徴し、それらを乗り越えた先に「真新しい風」に抱かれるという、再生や新たなスタートの可能性が示唆されています。
みなさんはどのように感じましたか?