こんにちは、Johnny blogスタッフです。
この記事では、私が1日かけて練り歩いた伊豆(主に大室山と城ヶ崎海岸)のレビューを皆さんにお届けできたらと思います。
元はと言えば、私は伊豆での1泊2日の合宿を終えてすぐに帰る予定だったのですが、2日目の午前中に解散予定だったこともあり、折角の伊豆ですのでその日の午後をまるっと使って観光して参りました。
早速目次に移りましょう。
1. 伊豆半島の成り立ち
伊豆を旅するにあたって、前提として伊豆半島の成り立ちを知っておくと、見る景色全てに深みが増すかも知れません。
…と言うのも実は、伊豆半島は元は本州とは全く別の位置に存在していました。では、いかにして本州と合流し、今の色彩豊かな観光スポットとなったのか。
これには地球上のプレートが移動する「プレートテクトニクス」が関係しています。
2000万年前、伊豆半島は元は海底火山だったのですが、日本列島より数百キロメートル南に「海底火山群(かいていかざんぐん)」として位置していました。
南からやってきた島が日本列島に衝突したことで海底火山の地層が地上に押し上げられ、さらにその後の火山活動で『火山の上に火山が重なった』珍しい土地です。
そしてなんと、日本で唯一フィリピン海プレートに乗っている島です。
2. 大室山
Johnny blog スタッフ撮影
・最寄駅からのアクセス
伊豆高原駅から東海バスで約25分ほど。
*徒歩の私の場合1時間20分ほどかかりました。
・道中の様子
Johnny blog スタッフ撮影
坂道。坂道。坂道。坂道の連続です。
1泊2日の荷物の入ったスーツケースと、筋肉痛の全身を引きずるようにして登り続けました…。
徒歩はお勧めできません!
観光地ということもあり、別荘地の中に時々ホテルが点在しております。伊豆高原駅周辺では宿泊場所に困ることはなさそうです。
・山頂からの眺め
Johnny blog スタッフ撮影
火山である大室山の頂上へ登ると、その火口を見ることができます。現在この火口はアーチェリー場となっており、山頂の売店での当日申し込みによる一般人の使用も可能です。
火口を中心に周囲1キロメートルの遊歩道が整備されていて、様々な角度から麓の景色を堪能することができます。
Johnny blog スタッフ撮影
火口の反対に目をやると、穏やかな斜面を埋め尽くす緑と、それに囲まれ点在する建物たちのコントラスト。
また、その奥に広がる海の青とそれらのコントラスト。色彩豊かな伊豆の景色が目の前を埋め尽くします。遠方の海には、伊豆諸島に属する島々のほとんどを望むことができます。
Johnny blog スタッフ撮影
また別の角度からは、緩やかな山の稜線の向こうに、一際大きな富士山のシルエットが浮き出るように現れています。
ここから日の出を見ることが出来れば、海の向こうから昇る太陽が望めるはずなのですが…残念ながら、一部の日を除いて、基本早朝や夜の登頂はできません。
山頂へはリフトでのアクセスのみ許されており、景観保全のため徒歩での登山は禁じられています。登山リフトの運行時間は季節によって異なりますが、3〜9月は9:00〜17:00、10月〜2月は9:00〜16:00。
しかし、元旦には早朝からの特別運行が行われており、初日の出を望むこともできます。こちらは元旦のみ、5:40〜8:00運行(予定)となっております。
詳しくは大室山登山リフトの公式サイトからご覧ください。
3. 城ヶ崎海岸
・最寄駅からのアクセス
城ヶ崎海岸駅から2.7キロ
タクシーで6分ほど
※徒歩の私は50分ほどかかりました。
・道中の様子
Johnny blog スタッフ撮影
Johnny blog スタッフ撮影
城ヶ崎海岸駅から海岸までは、閑静な別荘地が続いています。頭上を覆う木々は全て桜の木で、春にはピンク一色になるようです。
私が赴いたのは夏でしたので、辺りは緑一色。立派なログハウスも相まって、どことなくアメリカンな空気を感じる場所でした。
・海岸からの眺め
Johnny blog スタッフ撮影
ゴツゴツとした岩肌が海に深く根を下ろしています。どっと構えるようにして波を跳ね返す岩々は、自然の威厳すら感じさせます。
なぜ砂粒の一つもないゴツゴツとした海岸になったのか。これは伊豆半島が活発な火山群であったことに起因しています。
先ほど紹介した大室山などの火山が遥か昔に噴火し、マグマが広範囲に流れ出ました。その際、海まで行き届いたマグマが海水によって急激に冷やされ、このゴツゴツとした岩肌を生み出したのです。
Johnny blog スタッフ撮影
Johnny blog スタッフ撮影
こちらは海岸と海岸を渡す門脇吊り橋。
下を見下ろすと23mもの高さと、すぐ下に見える猛々しい白波が…。
時々子どもが走って渡ったりしていて、上下に揺れるのがかなりスリリングでした。
終わりに
この記事で紹介できたのは、私が実際に訪れることができた2カ所のみでしたが、伊豆にはまだまだ魅力的な場所が沢山あります。
修善寺に一碧湖、浄蓮の滝…。私自身もまだまだ書いてみたい場所があって堪らないのですが、記事にするにはやはり実際に見て、触れて、感じたことをそのまま文字に起こしたいところ。
私自身もまだまだ伊豆の堪能し甲斐がありますので、他の旅行記と共に伊豆旅行記の続編にもご期待頂けると幸いです。
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