熱中症はもう他人事じゃない!今年の灼熱の夏を無事に乗り切る為の熱中症対策9選

最近暑くなったり寒くなったりよく分からない気候が続いてますね^^;


今年の夏は特に暑くなると予想されているのですが、そんな猛暑が予想される今年の夏に注意したいのが「熱中症」


最悪命にも関わりますし、全国的にも熱中症を甘く見ていては本当にマズイ状況になって来ていると思います。


そこでこの記事では熱中症対策をするに当たって最低限必要な知識と、具体的な対策方法について解説します。

ぜひ最後まで読んでみてください!

目次

今年の夏は熱中症患者が増える!?

今年の夏は特に熱中症になる人の割合が高くなる事が考えられます。

2024年2月20日に気象庁から発表された暖候期予報によると、今年にあたる2024年の夏は6月から8月にかけて暖かい空気に覆われやすく、全国的に気温が高くなると予想されています。

もっと噛み砕いていくと今年は特に太平洋高気圧の張り出しが強くて、皆さんの大嫌いな「暖かく湿った空気」が全国的に流れ込みやすいそうです。

だから例年よりも平均気温の予想も高く想定されているんですね。

例年よりも気温が高いということは当然熱中症になってしまう方の割合も高くなるという事です。

しっかりと対策方法を勉強して実践してみてくださいね。

熱中症の症状

熱中症の症状とはどのようなものなのでしょうか?気のせいだと思って手遅れになるケースも多いです。重症化する前に、しっかりと症状について把握しておきましょう。

めまいや顔のほてり

めまいや顔のほてりは熱中症のサインです。一時的に意識が遠のいたりもします。

筋肉痛や筋肉のけいれん

「こむら返り」と呼ばれる手足の筋肉のつりが起きます。また、筋肉がピクピクとけいれんしたり硬くなったりします。

体のだるさや吐き気

体がぐったり重くなったり、力が入らなかったりして動かすことが辛くなります。頭痛や吐き気、嘔吐が起きる場合もあります。

汗のかき方がおかしい

汗を拭いても止まらなかったり、逆に汗をかかなかったりします。

体温が高い

体温が高くなり熱っぽくなります。

皮膚の異常

皮膚を触ると熱い、皮膚が赤く乾いているなどの症状を伴うこともあります。


以下二つは特に危険な状態です!

呼びかけに反応しない

声をかけても反応しなかったり、おかしな返答をしたりする。まっすぐと歩けないといった異常が見られるときは、熱中症が重症化しています。すぐに医療機関を受診しましょう。

水分補給ができない

呼びかけに反応できないうえ、自分で上手に水分補給ができない場合も大変危険です。この場合は無理やり水分を口からとらせることは控えましょう。すぐに医療機関を受診する必要があります。

熱中症になってしまう人の3つの共通点

熱中症になりやすくなる状況とはどのようなものなのでしょうか?この状況を把握した上で、一つ一つしっかりと予防、対策をしましょう。

環境省が掲載している熱中症予防情報によると、熱中症になる人には3つの要因があり、これら3つの要因が揃ってしまうと熱中症になると言われています。

環境要因

・気温、湿度が高い

・日差しが強い

・室内の温度が高い

・風があまり吹いていない

身体的要因

・高齢者、乳幼児、肥満型

・体調不良や寝不足

・脱水症状

・体温の上昇

行動的要因

・激しく身体を動かす運動や仕事

・長時間にわたる屋外活動

・こまめな水分補給を行わない

これらが揃うと熱中症になりやすくなってしまいます…。

熱中症を予防する為の対策9選

最初にあった通り熱中症は最悪命にも関わります!そんな熱中症にならないためには、どのような対策ができるのでしょうか?

以下8つの対策をご紹介します。

1. 水分をこまめにとる

喉が乾いていなくても水分補給!水分補給はこまめにしましょう。スポーツドリンクなどの塩分や糖分を含む飲み物は水分の吸収率を高めるうえに、汗に含まれる塩分もとれますから一石二鳥ですね!

2. 塩分を適度にとる

塩分を過度に摂りすぎる必要はありませんが、食事や水分補給の際に塩分を適度に摂りましょう。汗で体内の塩分が不足してしまうと、頭痛や筋肉のけいれんを起こしてしまいます。

3. 冷感素材(マスク、タオル、Tシャツ、寝具)を使う

冷却シートやスカーフ、氷枕などのひんやりとした冷感グッズを使用して体温を下げましょう。下でも触れますが、通気性や吸水性のいいマットレスなどを使用するのも大変効果的です。

4. 日中は屋内で過ごす

直射日光を避けられ、涼しい空間に居られる木陰もいいですが…やっぱり室内が1番でしょう!


扇風機や冷房を効かせた部屋にいれば熱中症の心配もありません。日中の不要な外出は控えるべきですね。

しかし室内にいたとしても「これくらいなら耐えられる」といった具合に我慢をしてしまうと、熱中症になる可能性は高まります。

特に戸建ての2階などは注意が必要です。
冷たい空気は下へと流れ込んで行きますから、上の階には熱が篭りやすいです。

冷房や扇風機は自分の体が無理をしない程度に使うのが良いでしょう。

ですが、電気代の高騰もあって中々付けづらいですよね…


下の記事を読めば、エアコンの電気代を抑えながら最大限の冷房効果を得られるお得な情報と、エアコン無しでも部屋を涼しくできちゃう最強の節約術をご紹介しています!


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5. 熱中症指数をチェックしておく

熱中症指数(WBGT)とはその名の通り、その日の熱中症の発症のしやすさを示す指数です。

危険度ごとの数値の棲み分けも簡潔でわかりやすいので、外出の前にチェックしておきましょう。

熱中症指数はWebサイトやニュースでも、お手軽に調べることができます!

以下、環境省運営の熱中症指数情報サイト

https://www.wbgt.env.go.jp/sp/wbgt_data.php

6. 体づくり

日々の食事のバランスを気にして、体に必要な成分を補いましょう。


特に塩分やビタミン、ミネラルを多く摂ることが熱中症対策では重要になります。

7. 良質な睡眠(時間と寝具)

通気性や吸水性の高いマットレスを使ったり、扇風機を使うことで快適な睡眠環境を整えましょう。


7〜8時間の日々の快眠もまた、熱中症対策につながります。

特に睡眠は同じ場所で長時間じっとしている行為ですから、睡眠環境というのはもろに熱中症に影響します。


今一度睡眠環境を見直して、快眠を目指しましょう!

8. 温度と湿度を気にする

屋内にいる場合は温度や湿度を気にしましょう。エアコンの除湿運転や除湿機の使用、部屋の対角同士の窓を開けることでも風通しが良くなり、除湿や室温を下げることができます。

9. 衣服に気を使う

通気性や吸水性、速乾性の高い衣服や下着を身につけ、汗による湿気や体温の上昇を防ぎましょう。麻(リネン)綿(コットン)などの素材は通気性が高くオススメです。

まとめ

・今年は例年よりも熱中症患者の増加が予想される為、熱中症対策は必須

・熱中症は環境、身体、行動の3つの要因が揃うと引き起こされる可能性がある

・身体のコンディションを整えたうえで栄養、水分の補給を徹底し、環境要因に耐えられる体づくりをしていく

熱中症は身の回りの環境によっても起きますし、自分自身の身体の問題や行動によって引き起こされる場合もあるので、意外と注意していないと3つの要因が揃ってしまいそうですよね。

熱中症は脳がゆで卵のようになってしまうとも言われています、ですがゆで卵は生卵には戻りませんよね。

だからこそ熱中症は絶対に引き起こしてはいけない大変危険なものなのです。

皆さんも暑さ対策には特に力を入れて、楽しい夏を過ごせるようにしましょう!

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