2023年3月1日に配信リリースされた羊文学の「永遠のブルー」
この曲はNTTドコモのCMの曲として選ばれています。
塩塚モエカさんの「日記のような感覚」で書いている、日常の中で抱いてしまう感情を分かりやすく落とし込んだ一曲です。
羊文学「永遠のブルー」の歌詞
昨日見た夢がどうしてもひっかかるな
神様がくれたノートに載ってない未来
多分怖いのは他の誰かよりも
今の幸せにしがみつく自分
強く生きなくちゃ守れなよな
でも影では泣いてもいいよな
愛をしてるから
間違えたんだ
伝わらなくても叫びつづけさせてよ
正しさなんてどうでもよかった
愛をしてるから祈っているんだ
今も
答え合わせばっかり悪い癖になって
手探りの日々を持て余した
初めからずっと、自由だって
本当は気づいていた
どこへ行こうか?
何を話そうか?
選んだ先に何があるだろうか?
言葉や笑顔だけが少しずつ上手になって
忘れてくこともある、けれど
変わらないものだってある
強さなんてまだまだ、わからないけど
痛みなら少しは知ってる
愛をしてるから
間違えたんだ
格好悪くたってもう一度手を伸ばすよ
迷う理由はどこにもなかった
愛をしてるから祈っているんだ
今も、この先も
「永遠のブルー」の歌詞の解釈
永遠のブルーという言葉もあって、大きな青空を連想させますよね。
私自身この曲を聴いて、青空を眺めながら考え事をしているような場面をイメージしました。
多分怖いのは他の誰かよりも
今の幸せにしがみつく自分
強く生きなくちゃ守れなよな
でも影では泣いてもいいよな
今の幸せを守るためには強く生きなくてはいけない、それでも影では泣いてもいいよね。というニュアンスでしょうか。
仕事での成功や恋愛、友人関係など、生きていると遭遇するイベントたちはいつも幸せと不幸が表裏一体です。
だからこそ、幸せな人間関係や恋人関係をもっている人は、それを失うのが怖くなる瞬間がありますよね。
けれど実際は、それを手放したくないからと周りが見えなくなってしまう自分が怖い。
それがこのフレーズの意味だと私は思っています。
強い人間として生きていかないと、幸せを守ることはできない。
けれど、1人の時は泣いても良いんです。
強さなんてまだまだ、わからないけど
痛みなら少しは知ってる
このフレーズがこの曲の中で私に一番刺さる言葉です。
強さというものが何なのかは分かっていないけれど、痛みなら少しは知っている。
私の持論ですが、強い人というのは痛みを沢山乗り越えた人だと思ってます。
多くの経験をし、沢山1人で涙を流した人こそが強くなっていくのだと。
頭では分かっていても、沢山の痛みを乗り越えていくというのは辛いものです。
まとめ
人生観というか、人が一度は思った事があるフワッとした感情や葛藤を、こんなにも分かりやすく歌詞に落とし込めるのって本当に凄いですよね。
「あ、こう思ってるのって自分だけじゃなかったんだ」って気持ちにさせるんですよね。
励ましの言葉よりも共感される方が励ましになる人も今は多いですもんね。