「孤独な人必須」日本人が日記を書くことの必要性について語る

こんにちは!今日は日本人こそ日記を書くべきというテーマでお話ししていきたいと思います。

結論から言うと、日本人は自分の気持ちや感情を表に出すのが苦手な人種だからこそ、気持ちを吐き出す場所が必要だと私は考えています。

厚生労働省の「自殺対策推進室」という場所が毎年の自殺者の人数などをまとめているんですが、仕事や学校での悩み事で自殺した人は去年だけで約3400人にもなります。

厚生労働省が集計した人数だけでこの数なので、実際にはもっと多いと考えられます。

かくいう自分は自殺しようとまで思ったことはないですが、生きていく事がどうしようもなくしんどかった時期はありました。

そんな時に私が出会ったのは日記を書くという事。

この記事では日記を書く事のメリットをお話ししていきますので、少しでも心の健康や居場所を求めている人はぜひ読んでみて下さい。

ただし一つだけ注意点。
この記事はこれまでの全ての自殺者に当てはまるような内容ではありません、私の例や考え方で執筆していますので、全員が全員に当てはまる内容ではないと言うことをご理解ください。

目次

日記を書くことへのメリット

まず日記を書く事がなぜ精神衛生上良いのかというと、悩み事やネガティブの本質を見ていくことで紐解いて行けます。

最初のメリットは「悩み相談を自分自身にできる」です。
そしてこれは日記の最大の特徴です。

そもそもネガティブな事って人にあんまり話したくないですよね。

これは比較的男性に多いんですけど、悩んでる姿とか落ち込んでいる姿を人に見られたくないという人は結構多いんです。

私は「悩み事は人に話してもあんまり意味はない」という派閥にいる捻くれ者なので、辛い時に人に話すという事をして来なくて。

仕事の悩みを友達とかに相談しても共感して話は親身になって聞いてくれるかもしれないですけど、直接的に解決してくれるわけでは無いと思ってしまうんですよ。

それに、悩み事とか辛い事が自分に起きてる時って少なからず自分なりの言い分というか弱音みたいなのがあると思うんですけど、それを自分自身があまり人に話せなくてこうなってしまいまして。

でも私は日記を書くようになってから、無理をして人に悩み相談をしなくても良いかなと思うようになりました。

弱音とかネガティブ思考は相手は何でも良いから吐き出すことが重要でして、私の場合は日記に吐き出すことで「人には言いづらい本音」なんかも日記には書けることに気が付きました。

極端な話をしてしまえば「なんでこの世は俺の思い通りにならないんだ!」とか「あいつを消してやりたいぜ」とか人には基本的に言わないですよね。

でも日記なら書けてしまうので、これがめっちゃストレスの発散になります。

自分の弱音を自分が肯定してあげるというのは、自己肯定感を高めるためにも有効なんじゃないかと考えています。

二つ目のメリットは「問題解決能力が身に付けられる可能性がある」です。

職場に人間関係と労働時間の悩みがあったとして、平日ずっと我慢し続けて休みの日にリフレッシュをしても職場に悩みがあるのは変わらないですよね。

ここで問題解決能力が必要になってきます。

現状を誰かに変えてもらうのではなく、自分で居心地の良い環境を作り出していく事が本来は一番良いのかなと思いますが、日記はそういう側面からも私たちを助けてくれます。

悩み事を書いて、何が辛かったのか・自分がどう感じたのか・今後どうしていくのかなどを書き留めることで、具体的に自分の悩みを分析する事が可能となります。

今後どうしていくのかを考える事ができれば後はその通りにするだけなので、自分の相談役が自分になってくれます。

人から言われたアドバイスに納得がいかなかったり、実践して上手くいかなかったらやるせ無い気持ちになりますが、自分自身で決めて道を作っていくのであればそこに他責思考はなくなります。

個人的に「他責思考の人」「自己肯定感の低い人」「言語化能力の低い人」は精神を病みやすいです。

三つ目のメリットになりますが「文章力・言語化能力が高まる」

日記は当然文字を書く事になります。
自分にまつわる内容の事象を自分の言葉でまとめる作業なので、やってくうちに文章力は付いていきます。

言語化能力が高くなる上で自分の感情の表現も出来るとなると、他者へのアウトプットさえきちんと出来るようになれば人間関係で困ることも無くなるでしょう。

大まかに書くとメリットはこんな所です。

細かいメリットをざっくりだけ話すと

・悩み事を忘れないように記録した上で後で見返せば、自分への叱咤激励になるということ。

・メモ帳とペンがあれば誰でも簡単に出来るために、初期投資が少なくて出来る。。

この辺りも日記のいいところだと言えます。

逆に日記を書く事に対するデメリットはないですよね。

強いていうなら…

実際に日記を書いてみた人なら分かる思いますが、日記は続けるのが大変というイメージがありますよね。

そんな唯一のデメリットを最も簡単に克服する方法を紹介します。

日記を継続的に書き続ける方法

日記を書こうと決めても中々続かない人は結構いますよね。

私は実際に4、5年くらい日記を書き続けているので、私が実践している継続法をご紹介します。

1. 毎日は書かなくていい

まず日記が続かない人の特徴として、毎日書かなければいけないと思っている人が多いです。

毎日書こうと決めて書けるならば全然良いんですけど、大抵の人は毎日書こうとしても書けないですよね。

私は「日記はネガティブな事だけ書く」「書きたいときに書きたいだけ書く」と決めています。

ポジティブな内容って基本的に覚えてる事が多いので、日記にわざわざ書くまでもありません。

ネガティブな内容だけを書くようにすると、辛いとき以外は書かなくても良いという事になります。
これが長続きの秘訣です。

日記は自分の暗い気持ちを吐き出す場所になってくれるので、間はどれくらい空いても構いません。

現に私も毎日書く時もあれば、一週間や二週間くらい間が空くこともありました。

書く事がないならば書かなければ良いのです。
日記に起こす程の辛い内容が無いというのは良い事です。

2. たまには外で書いてみる

これも非常に大切です。

私は自然が多い場所や景色の綺麗な場所で日記を書いたりする事もあります。

毎日決まった時間に家で書くよりも、たまには違う場所で違う時間帯に日記を書いても問題ありません。

心の落ち着く場所で黄昏ながらストレスを吐き出すのって凄く精神衛生にも良さそうですよね。

まとめ

日記を書いて自分の考えをまとめる機会って非常に減ってしまったと思うんですけど、このご時世にこそ自分1人でもストレスを発散させられるように訓練をするべきです。

自分の身体と心のケアを自分でしてあげる方法を身につけることが出来れば、今後の人生で背負っていかなければ行かない肩の荷が少しは軽くなります。

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