皆さんは「MCU」好きですか??
MCUは「マーベル・シネマティック・ユニバース」の略で、「アベンジャーズ」や「アイアンマン」などは聞いた事があるのではないでしょうか?
MCUは2008年に公開された「アイアンマン」からスタートしました。
この映画が大成功したことで続々と新しい作品が製作され、今では多くのファンが誕生しています。
また、MCUには年齢層を問わず楽しめる要素が詰まっており、アクションシーンだけでなくユーモアや人間関係の描写も多く含まれています。
そしてこのタイミングで私がこの記事を書いたのには意味がありまして、来年からのMCUは激アツなのです!
この記事はMCUの徹底解説という訳で、MCUの魅力や見る順番、楽しみ方などについてを細かく解説していきます!
ぜひこの機会に、マーベル作品の世界に飛び込んでみてください。初心者でも楽しめるように丁寧に作られているため、入門として最適です。
MCUとは?
MCU、つまりマーベル・シネマティック・ユニバースは、マーベルのキャラクターとストーリーを基盤にした映画やテレビシリーズの集合体の事です。
マーベルと言えば「アイアンマン」や「スパイダーマン」など、知らない人はいないと言っても過言ではない程に有名ですよね。
簡単に言えばアメコミの実写映像化シリーズの総称です。
MCUの大きな特徴は、作品同士が相互に関連しながらも個別に楽しむことができる点です。
これにより観客は、特定のキャラクターやストーリーから興味を持ち、他の作品にも手を伸ばすようになります。
MCUのタイムラインは、基本的に作品が公開された順を基にしていますが、物語の進行に伴って時系列が行き来することもあります。
まず、2008年に公開された「アイアンマン」がMCUの第一作となり、その後「インクレディブル・ハルク」、「アベンジャーズ」など続々と作品が登場しました。
毎年のように新しい映画やシリーズが発表され、常に新しいファンを惹き込んでいます。
MCUの魅力とは?
MCUの魅力はなんと言ってもキャラクターの深みです。
キャプテン・アメリカやアイアンマンといった人気キャラクターは、それぞれが持つバックストーリーや個性によって物語が彩られます。
それぞれのキャラクターは友情や葛藤、成長を経ていく過程を描かれており、共感や感情移入を促します。
また、ヒーローだけでなくヴィランも魅力的で、物語をより緊迫感のあるものにしています。
ヴィランに深みがないヒーローものは派手なだけで終わってしまいますからね。
きちんとキャラクターの背景が掘り下げられていて、本当に観ていて飽きないです。
さらにMCUは映画だけでなく、シリーズや短編など多彩な形態で展開しています。
ディズニープラスなどのストリーミングサービスでは、続編やスピンオフ作品も内容が充実しており、視聴者にとっては楽しみが尽きません。
主要キャラクター
MCUには、多くの魅力的なキャラクターが登場します。ここでは、特に人気のある主要キャラクターをご紹介します。
アイアンマン/トニー・スターク
まず、アイアンマンことトニー・スタークです。彼は天才的な発明家であり、金持ちの実業家です。
トニーは自らの技術力を使ってアイアンマンというスーツを開発し、悪と戦うヒーローとなります。
プレイボーイで自己中心的な性格をしており、周りから呆れられる事も多々ありますが、人々を救うために自己犠牲を払ってヒーローへと成長していきます。
失敗を必ず次に活かす人なので、前の映画で判明したアーマーの弱点が次の映画では改善されていたりするのが面白い点です。
キャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャース
次に、キャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャースをご紹介します。
彼は第二次世界大戦中に超人血清を投与され、超人的な力を手に入れた青年です。
彼の行動は常に正義とモラルが根底にあり、仲間を大切にする姿勢がファンから愛されています。
彼の人物像は団結と友情の象徴でもあります。
正義感の塊のような人物なので、他者のために自分を犠牲にすることに何の躊躇いもなく、その性格からトニー・スタークと衝突することもしばしば。
MCUはお互いの足りない部分を責めながらも、切磋琢磨していく2人の物語といっても過言ではありません。
スパイダーマン/ピーター・パーカー
MCUの主要キャラといえば、スパイダーマンことピーター・パーカーも外せません。
彼は高校生でありながら、放射能を持つクモに噛まれたことで蜘蛛のような能力を得ました。
スパイダーマンはヒーローとしての責任を持ちながら、日常生活と戦う学生としての一面も描かれています。この二面性が、彼を多くの視聴者に共感させる要素となっています。
MCUには正体を隠しながらヒーローをやっているキャラクターがほとんど出てこないんですよね。
普段は高校生でありながら、大いなる力を持った彼の物語は非常に斬新であり、MCUのスパイスとなるシリーズです。
さらに、ブラックウィドウやソー、ドクターストレンジなど多様なキャラクターもMCUを彩ります。
各キャラクターが持つ独自の背景や個性が連携し、全体の物語を豊かにしています。
これらの主要キャラクターは、いずれもファンの心を掴む魅力を持っており、MCUの世界観を構成する大きな要素となっています。彼らの物語を知ることで、MCUをより深く楽しむことができるでしょう。
ぜひ、各キャラクターのストーリーにも触れてみてください!!
フェーズごとの解説
MARVEL MCUは、作品がいくつかの『フェーズ』に分かれて展開されています。
これにより、各フェーズごとに異なるテーマやキャラクターの成長が描かれるため、観客はストーリーの進行にわくわく感を持ちながら追っていくことができます。今回は、MCUの各フェーズについて解説いたします。
なお、全部の映画のつながりを解説すると見る楽しみが減ってしまうので、一部の映画をピックアップして解説します。
フェーズごとに異なるストーリーが展開されているため、MCUは観る者を飽きさせず、繰り返し楽しめる内容となっています。
フェーズ1: アベンジャーズ・サーガの始まり
フェーズ1: アベンジャーズ・サーガの始まりは、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の歴史において特に重要な期間です。
このフェーズは、2008年の『アイアンマン』の公開から始まり、2012年の『アベンジャーズ』で締めくくられました。まさにこの時期が、後の壮大なストーリーの土台を築いたのです。
『アイアンマン』では、天才発明家トニー・スタークが自身の作った武器を悪用されることをきっかけに、アイアンマンとしての運命を受け入れます。
彼の成長やヒーローとしての苦悩が描かれ、それが他のキャラクターとのつながりを作るきっかけとなります。特に、アベンジャーズに集まるキャラクターたちの基盤がここにあるのです。
その後、公開された『ザ・マイティ・ソー』や『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』では、それぞれのキャラクターが持つ背景や物語が展開され、MCUの世界観が徐々に広がっていきます。
特に、キャプテン・アメリカは彼自身が持つヒーローとしての真価と、時代の変化にどう向き合うのかを示しました。
最後に、2012年の『アベンジャーズ』では、これまでの各キャラクターが集結し、強大な敵ロキと戦います。この映画は、これまでの作品がすべて繋がり、一つの大きな物語となることを証明しました。
多くのファンが期待していた大規模なクロスオーバーが現実となり、MCUは新たな時代を迎えることとなったのです。
このように、フェーズ1はMCUの基礎を築き、今後のインフィニティ・サーガへと繋がる重要なフェーズでした。
フェーズ2: 新たなヒーローの登場
フェーズ2は、2013年から2015年までに公開された一連の作品で、新たなヒーローたちが続々と登場することで、MCUの世界観がさらに拡大されました。
このフェーズでは、特に新しいキャラクターの紹介が中心テーマの一つとなっており、各キャラクターの魅力が引き立てられています。
まず注目すべきは、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』で登場するスカーレット・ウィッチとビジョンです。彼らはそれぞれ異なる背景を持ちながらも、戦いの中で仲間となるプロセスが描かれています。
スカーレット・ウィッチは強力な魔法の使い手であり、特に彼女の過去は物語の感情的な深みを増す重要な要素となっています。
また、ファンから絶大な人気を誇る『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』もこのフェーズで公開されました。
この作品では、宇宙という広大な舞台で、ロケット・ラクーンやグルートといったユニークなキャラクターたちが登場し、アクションとコミカルな要素が詰まったストーリーが展開されます。
MCUフェーズ2では、インフィニティ・サーガへと繋がる物語の伏線が沢山張られました。
さらに、フェーズ2では、『アイアンマン3』や『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』といった作品も含まれています。
これらの映画では、これまでの主要キャラクターがさらなる成長を見せ、新たな敵と戦いながら困難に立ち向かいます。
特に、アイアンマン3ではトニー・スタークの内面的な葛藤が重要なテーマとなっており、ヒーローとしてだけでなく一人の人間としての成長が描かれています。
フェーズ2では新たなヒーロー達を投入したと同時に既存のキャラクター達が成長していきました。
MCUに仲間入りした新ヒーローと成長した主要キャラ達が一つとなり、今後のインフィニティ・サーガに向けた物語が展開されました。
フェーズ3: インフィニティ・サーガの終わり
フェーズ3では、MCUの物語が一つの大きなクライマックスに向かって進んでいきます。
このフェーズは、インフィニティ・サーガの終わりとも言える重要な期間で、特に『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』や『アベンジャーズ/エンドゲーム』といった作品が多くの話題と興奮を呼びました。
『インフィニティ・ウォー』では、全宇宙の危機が描かれます。
スーパーヴィラン・サノスが登場し、彼は全てのインフィニティ・ストーンを集めてその力を手に入れようとします。
彼の目的は、その力を使って宇宙の半分の生命を消滅させることです。
この物語では各ヒーローが集結してサノスに立ち向かいますが、その結果は観客に衝撃をもたらしました。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』では前作の結果を受けて、ヒーローたちがどのように立ち向かっていくのかが描かれます。
この映画では時間を遡るという設定を活かし、過去の作品からの要素やキャラクターが登場します。
これにより、長年のファンには大きな感動を与えました。
さらにこのフェーズの特徴は、各キャラクターの成長や別れ、そして新たな仲間の登場を見せてくれる点です。
特にアイアンマンやキャプテン・アメリカといった主要キャラクターの物語は、観客の心を引きつけます。
結果的にフェーズ3はMCUの集大成として、多くの感動やドラマをもたらしました。
これにより、次のフェーズや新たな物語がどのように展開されるのかにファンの期待が高まっています。
フェーズ4: マルチバースサーガの幕開け
フェーズ4はMCUの新たな展開を告げる重要な時期となります。
このフェーズは2021年から始まり、従来のストーリーラインから一歩進んだ「マルチバース」に焦点を当てています。
マルチバースとは、異なる現実や平行世界が同時に存在するという概念で、これにより多様性や新たなキャラクターが登場することが可能になります。
このフェーズでは、Disney+で配信されるオリジナルシリーズも重要な要素となっています。
例えば『ワンダヴィジョン』や『ロキ』は、キャラクターたちの新たな側面を掘り下げつつ、マルチバースの概念をわかりやすく示しています。
『ワンダヴィジョン』では、ワンダ・マキシモフの過去や彼女の感情が織り交ぜられたストーリーが展開され、多くの視聴者に新しい視点を提供しました。
また『ロキ』では、タイトルキャラクターが時間や存在を超えた冒険に巻き込まれ、多元的な世界観がダイナミックに描かれています。
これにより、ファンはMCUの新しい可能性に胸を躍らせることができます。
さらにこれらの作品は今後の映画にも影響を与えるため、MCUの全体像を理解するうえで欠かせないものとなっています。
映画の方でも、例えば『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』は、マルチバースの恐れや興味深いキャラクターとの出会いをテーマにしており、視覚的にもストーリー的にも新しい体験をもたらします。
この作品を通じてMCUの世界観はますます拡がりを見せ、ひとつの大きな物語が形成されていくことでしょう。
このように、フェーズ4は我々に新たなヒーローやストーリーを提供しながら、今後のMARVEL作品の展開に期待を寄せるきっかけとなるのです。
フェーズ5: 未来の展望
MCUのフェーズ5は2023年から始まり、今後の展開が大いに期待される時期です。
このフェーズではさらなる新しいキャラクターの紹介や、既存キャラクターの新たな冒険が描かれます。
特に、テレビシリーズと映画の両方で繋がるストーリーが展開されるため、多様な視点からMCUの世界を楽しむことができます。
フェーズ5では、特に注目される作品がいくつかあります。
例えば『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』さらには『アントマンとワスプ: クアントマニア』などがあります。
これらの作品は新たな物語だけでなく、これまで登場したキャラクターの成長や新たな状況を描くことで、視聴者の関心を引きつけることが期待されています。
フェーズ5では、マルチバースの概念がさらに膨らむ可能性があります。
これは異なる世界や次元におけるキャラクターやストーリーの交錯を意味し、より多くの可能性が生まれます。
例えば、他の映画やアニメ作品とのクロスオーバーが実現することで、MCUの世界観が一層広がります。
加えて、Marvel Studiosは多様性や社会的なテーマを積極的に取り入れているため、フェーズ5においてもこれが引き続き進められるでしょう。
異なる文化や背景を持つキャラクターの登場は、新しい視点やメッセージをもたらし、より多くの観客に共感を得るチャンスです。
このように、フェーズ5はマーベル作品にとって新たな挑戦や興奮が満載の時期です。ファンや新しい視聴者にとって、多くのサプライズや感動をもたらしてくれることでしょう。これからの展開に目が離せません。
MCU作品の見る順番
結論から言うと公開順で見るのが一番良いです。
MCUの映画たちは一つの時間軸でストーリーを展開しているので、時系列順で視聴するのが良いという話もたまに聞きますが、これは確実に公開順です。
フェーズ | 公開順 | 作品タイトル | 日本公開年 |
---|---|---|---|
フェーズ1 | 1 | アイアンマン | 映画・2008年公開 |
2 | インクレディブル・ハルク | 映画・2008年公開 | |
3 | アイアンマン2 | 映画・2010年公開 | |
4 | マイティ・ソー | 映画・2011年公開 | |
5 | キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー | 映画・2011年公開 | |
6 | アベンジャーズ | 映画・2012年公開 | |
フェーズ2 | 7 | アイアンマン3 | 映画・2013年公開 |
8 | マイティ・ソー/ダーク・ワールド | 映画・2014年公開 | |
9 | キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー | 映画・2014年公開 | |
10 | ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー | 映画・2014年公開 | |
11 | アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン | 映画・2015年公開 | |
12 | アントマン | 映画・2015年公開 | |
フェーズ3 | 13 | シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ | 映画・2016年公開 |
14 | ドクター・ストレンジ | 映画・2016年公開 | |
15 | ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス | 映画・2017年公開 | |
16 | スパイダーマン:ホームカミング | 映画・2017年公開 | |
17 | マイティ・ソー バトルロイヤル | 映画・2017年公開 | |
18 | ブラックパンサー | 映画・2018年公開 | |
19 | アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー | 映画・2018年公開 | |
20 | アントマン&ワスプ | 映画・2018年公開 | |
21 | キャプテン・マーベル | 映画・2019年公開 | |
22 | アベンジャーズ/エンドゲーム | 映画・2019年公開 | |
23 | スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム | 映画・2019年公開 | |
フェーズ4 | 24 | ワンダヴィジョン | ドラマ・2021年公開 |
25 | ファルコン&ウィンター・ソルジャー | ドラマ・2021年公開 | |
26 | ロキ | ドラマ・2021年公開 | |
27 | ブラック・ウィドウ | 映画・2021年公開 | |
28 | シャン・チー/テン・リングスの伝説 | 映画・2021年公開 | |
29 | エターナルズ | 映画・2021年公開 | |
30 | スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム | 映画・2022年公開 | |
31 | ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス | 映画・2022年公開 | |
32 | ソー:ラブ&サンダー | 映画・2022年公開 | |
33 | ウェアウルフ・バイ・ナイト | 映画・2022年公開 | |
34 | シー・ハルク:ザ・アトーニー | ドラマ・2022年公開 | |
35 | ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー | 映画・2022年公開 | |
36 | ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:ホリデー・スペシャル | ドラマ・2022年公開 | |
フェーズ5 | 37 | アントマン&ワスプ:クアントマニア | 映画・2023年公開 |
38 | ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3 | 映画・2023年公開 | |
39 | シークレット・インベージョン | ドラマ・2023年公開 | |
40 | 『ロキ』シーズン2 | ドラマ・2023年公開 | |
41 | マーベルズ | 映画・2023年公開 | |
42 | エコー | ドラマ・2024年公開 |
この表の通りに観ていくのが一番楽しめます。
ちょっと数多いなと思われたかもしれませんが、楽しみ始めると少ない方です。
まとめ
MCUではキャラクターの成長や人間関係が丁寧に描かれており、アクションだけでなく感情的な要素も多く取り入れられています。
これにより、視聴者に深い感動を与えるとともに、愛着を持たせることが可能となっているのです。
THE MARVEL CINEMATIC UNIVERSEは、すべての年代の人々に向けたエンターテインメントの宝庫です。
どんな作品も新たな発見があり、視聴後にはその世界に浸ったまま日常に戻るのが難しくなることでしょう。
今後の新作に対しても期待が高まっていますので、一緒にその魅力を堪能していきましょう。
MARVEL MCUのファンとして、この冒険の旅を楽しむことをお勧めいたします。
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