ONE OK ROCK『We Are』和訳付き歌詞考察

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みなさんこんにちは!

今回はONE OK ROCK『We Are』の歌詞を和訳したうえで、内容について考察していきます。

また、当サイトでは最新アルバムの『DETOX』をはじめとする様々なワンオクの歌詞を和訳、考察しております!

是非、あわせてご覧ください!

目次

1.ONE OK ROCK『We Are』歌詞和訳

They think that we’re no one

(奴らは俺たちを取るに足らない存在だと思ってる)

We’re nothing, not sorry

(俺たちは無価値だと、でも謝るつもりはない)

They push us

(奴らは俺たちを押さえつける)

It’s too late, it’s too late

(もう手遅れだ、もう遅すぎる)

Not going back

(もう後戻りはしない)

夢は終わり目を覚ます時

絶望や希望も同時に目を覚ました

鏡に映った 僕が問いかける

自分を誤魔化し生きることに意味はあるか

When you’re standing on the edge

(崖っぷちに立たされた時)

So young and hopeless

(まだ若く、希望もないとしても)

Got demons in your head

(心の中に悪魔を抱えていても)

We are, we are

(俺たちは、俺たちだ)

No ground beneath your feet

(足元に支えがなくても)

Now here to hold you

(今、誰も支えてくれなくても)

’Cause we are, we are

(それでも俺たちは、俺たちなんだ)

The colors in the dark

(闇の中に輝く色なんだ)

酷く痛む鼓動は早く

遠のく景色をこの手で掴もうとした

They are the weakest They don’t even know

(奴らこそが最も弱いんだ それすら分かっていない)

Anything they say

(奴らの言葉なんて)

Will never break our hearts of gold

(俺たちの黄金の心を壊すことはできない)

When you’re standing on the edge

(崖っぷちに立たされた時)

So young and hopeless

(まだ若く、希望もないとしても)

Got demons in your head

(心の中に悪魔を抱えていても)

We are, we are

(俺たちは、俺たちだ)

No ground beneath your feet

(足元に支えがなくても)

Now here to hold you

(今、誰も支えてくれなくても)

’Cause we are, we are

(それでも俺たちは、俺たちなんだ)

The colors in the dark

(闇の中に輝く色なんだ)

Never tell yourself

(自分に言い聞かせるな)

You should be someone else

(別の誰かになれなんて)

Stand up tall and say

(胸を張って言え)

I’m not afraid, I’m not afraid

(俺は怖くない、怖くなんかない)

So never tell yourself

(だから自分に言い聞かせるな)

You should be someone else

(別の誰かになれなんて)

Stand up tall and say

(胸を張って言え)

I’m not afraid

(俺は怖くない)

When you’re standing on the edge

(崖っぷちに立たされた時)

So young and hopeless

(まだ若く、希望もないとしても)

Got demons in your head

(心の中に悪魔を抱えていても)

We are, we are

(俺たちは、俺たちだ)

No ground beneath your feet

(足元に支えがなくても)

Now here to hold you

(今、誰も支えてくれなくても)

’Cause we are, we are

(それでも俺たちは、俺たちなんだ)

The colors in the dark

(闇の中に輝く色なんだ)

2.ONE OK ROCK『We Are』歌詞考察

2-1.社会からの抑圧を退け、自らの生き方を

They think that we’re no one

(奴らは俺たちを取るに足らない存在だと思ってる)

We’re nothing, not sorry

(俺たちは無価値だと、でも謝るつもりはない)

They push us

(奴らは俺たちを押さえつける)

It’s too late, it’s too late

(もう手遅れだ、もう遅すぎる)

Not going back

(もう後戻りはしない)

この節では、社会や周囲の人々が語り手(おそらくワンオク自身やリスナー)を軽視し、「無価値」だと決めつける様子が描かれています。

しかし、彼らはそれに屈するつもりはなく、「謝るつもりもない」という確固たる反抗の意思を示しています。

さらに、「押さえつける」とあることから、単に無視されているのではなく、何らかの抑圧を受けていることが伝わります。

しかし、それに対して「もう手遅れ」「後戻りしない」という彼らの覚悟と反抗心が表れています。

2-2.他人に合わせる生き方への疑念

夢は終わり目を覚ます時

絶望や希望も同時に目を覚ました

鏡に映った 僕が問いかける

自分を誤魔化し生きることに意味はあるか

「夢は終わり」とあることから、何かの理想や幻想が崩れ去ったことが示唆されています。

そして、その目覚めとともに「絶望」「希望」の両方が同時に訪れると言います。

夢を失うことで絶望しつつも、新しい可能性を見出そうとしている様子が感じられます。

また、鏡に映る自分と向き合い、「自分を誤魔化して生きることに意味があるか」と問いかけることで、自己欺瞞に対する疑問が投げかけられます。

ここではつまり、現実を受け入れたうえで自分自身に正直に生きることの重要性を示していると考えられますね。

2-3.絶望的な状況でも俺たちの希望はある

When you’re standing on the edge

(崖っぷちに立たされた時)

So young and hopeless

(まだ若く、希望もないとしても)

Got demons in your head

(心の中に悪魔を抱えていても)

We are, we are

(俺たちは、俺たちだ)

No ground beneath your feet

(足元に支えがなくても)

Now here to hold you

(今、誰も支えてくれなくても)

’Cause we are, we are

(それでも俺たちは、俺たちなんだ)

The colors in the dark

(闇の中に輝く色なんだ)

この部分では、絶望的な状況にある人々に向けたメッセージが込められています。

「崖っぷち」「希望がない」「心の中の悪魔」など、精神的に追い詰められた状態が描かれています。

しかし、そのような状況でも「俺たちは、俺たちだ」と繰り返すことで、必死に自分自身の存在を肯定しようとする様子が描かれています。

特に「The colors in the dark」という表現が象徴的で、これは闇の中でこそ輝きを持つ存在、すなわち困難な状況にあるからこそ個性や価値が際立つことを意味していると考えられます。

深い闇を知っている者こそ輝けるチャンスがあるんだという、前向きなメッセージですね。

2-4.絶望の中の希望の光を信じ続ける

酷く痛む鼓動は早く

遠のく景色をこの手で掴もうとした

この一節は、何かを諦めたくない、まだ掴めるはずだという強い意志を感じさせる部分です。

「痛む鼓動は早く」とあることから、主人公の緊張や不安を読み取れます。

そして、「遠のく景色をこの手で掴もうとした」というフレーズは、失われそうな何かを必死に取り戻そうとする姿を想像させます。

前の英語の部分が「闇の中の輝き」について語っていたのに対し、ここではその輝きを失わないように必死に手を伸ばす様子が描かれているともとれます。

2-5.自分だけに集中しろ

They are the weakest They don’t even know

(奴らこそが最も弱いんだ それすら分かっていない)

Anything they say

(奴らの言葉なんて)

Will never break our hearts of gold

(俺たちの黄金の心を壊すことはできない)

ここでは、抑圧してくる存在(冒頭にもあった社会の偏見や批判的な人々)への反撃が描かれています。

「奴らこそが最も弱い」という表現からは、真に強いのは、他人を意識するまでもなく自らの人生を生きようとする自分たちであるという主張が読み取れます。

また、「黄金の心」という表現は、自分たちの信念や価値観が決して壊れないことを示しており、精神的な強さを象徴しています。

この部分では「他人の言葉に惑わされず、自分を貫け」というメッセージが伝わってきます。

2-6.自分で自分の生き方を選べ

Never tell yourself

(自分に言い聞かせるな)

You should be someone else

(別の誰かになれなんて)

Stand up tall and say

(胸を張って言え)

I’m not afraid, I’m not afraid

(俺は怖くない、怖くなんかない)

ここでは「別の誰かになれ」という社会の圧力に屈せず、自分のままでいることを重んじる姿勢が描かれています。

そして、他人の非難を退け、他人と違う道を歩むことについて「怖くない」と繰り返すことで、他人の抑圧を退けることへの不安や恐れを乗り越えようとする決意が強調されています。

3.まとめ

『We Are』は、社会の圧力や批判に屈しそうになったときでも、自分自身を見失わずに強く生きることを訴えかけていました。

また、「闇の中の輝き」という比喩を用いて、困難の中でも希望や価値を見出せるんだというメッセージを込めていました。

この表現自体が絶望の淵にいる人にとっては希望の光のようなもので、背中を押してくれるフレーズだと思います。

夢を追いかける人や、自分を見失いそうな人に聞いてほしい、背中を押してくれる楽曲です!

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