こんにちはJohnnyです。
今回は海の王者サメについてお話します。
サメは非常に危険で獰猛なイメージがありますが、1部の国では守護神として扱われています。
今回はそんな海の王者であるサメの生態や、人間を襲う理由などを少し見ていきましょう。
サメの特徴と豆知識
サメは軟骨魚類に分類されている魚です。
軟骨魚類には「骨は柔らかいが、鱗や歯が硬い」特徴があります。
骨は柔らかいけど歯が硬いと聞くと、捕食に向いているような感じがして怖いですね。
平均寿命は20〜30年、エラ呼吸しヒレを使って泳ぎます。
サメには遊泳性と底生性という種類があり、遊泳性のサメは泳ぎ続けて口から海水を入れることで呼吸をするので、泳ぎ続けていないと呼吸ができずに死んでしまいます。
底生性のサメは目の後ろに噴水孔と呼ばれる穴があり、そこから海水を吸い込んで呼吸が出来るので泳ぎ続けなくても死ぬことはありません。
動き続けないと死んでしまうって人間では考えられないですよね。
ちょっと同情してしまうというか、お前も大変だなって気持ちになります(笑)
・サメの目はどのように見えているのか
サメの目は色彩を持たず灰色に見えています。そして水中でもクリアに見えるという特徴があります。
つまり、私たちが水中から上を見上げてもぼやけて太陽光が見えますが、サメの目からはしっかりと泳ぐ魚や人間の姿が見えています。
サメは神様?
ハワイでサメは「アウマクア」という守護神とされ、先祖の魂が宿るとされ崇拝されています。
現代でもその考えを大切にしている人がおり、サメを傷付けたり食べたりはしないそうです。
先祖の生まれ変わりであるサメを大切にするという考え方もあるのですね。
ウミガメやフクロウ、ヤモリなどもこの「アウマクア」とされることがあります。
人を襲うサメの種類
人を襲うとされているサメはホホジロザメというイメージがありますが、イタチザメやオオメジロザメも人を襲うサメとされています。
もちろん日本にも生息していますし、温暖化の影響で増加傾向にあります。
・なぜ人間を襲う?
基本的にサメは人を狙って襲うつもりは無く、多くのサメによる事故はサメが亀やアザラシと勘違いして人間を襲ってしまうケースがほとんどです。
サーファーの方達が襲われる事故をよく聞きますが、それはサーフボードと、ボードから飛び出た手足のシルエットがアザラシや亀のように見えるからでしょう。
襲われた時の対処法
サメにはなるべく遭遇したくないですが、万が一遭遇してしまった時のためにも対処法をしっかりと学んでおきましょう。
サメに遭遇してしまった時の対処法
1. サメを刺激しないようにゆっくりとその場を離れる。
2. サメがこちらに向かってきたら海面を叩く、海中で大声を出す。
3. サメが襲ってきたら目や鼻などの急所を攻撃する。
4. 陸に上がり周囲にサメが現れた事を伝える
サメは自分よりも小さいものを餌として狙うので、自分よりも大きなサメは襲ってくる可能性がかなり高いです。
サメの弱点は多くの神経が集まる鼻先ですが、目・エラなども有効です。ですがこれはいよいよの時の反撃手段なので、可能ならば逃げましょう。
サメと遭遇しない方法
上では遭遇した時の話をしましたが、一番は遭遇しないことですよね。
凄惨な事故を未然に防ぐためにもこちらも覚えておきましょう。
1. 早朝、夕方に1人で海には入らない。
2. 肌の露出や貴金属を身に付けることは極力避ける
3. もしも血が出た時は海からすぐに上がる
早朝と夕方はサメの食事時間なので1人では入らない方が良いでしょう。アクセサリーなどの貴金属はキラキラと光を反射してしまうので、サメの視界にも入りやすいです。
サメは嗅覚が人間よりも遥かに優れているので、大好物の血の匂いを嗅ぎつけて向かってきます。
クマ避けのようなサメ対策の電磁波を発するマグネット内蔵のバンドもあるので、それを身に付ける事もサメ避けとして有効でしょう。
終わりに
今回はサメについてお話しました。
私は同じ地球に存在する種族の1つとして自分とは異なる姿形に加えて、自分よりも遥かに優れた部分などを沢山持っている動物達に興味関心があります。
サメは危険で人を食べるイメージがありますが、好んで人間を狙っている訳では無いんですよね。血の匂いや影などで勘違いして襲ってしまうケースがほとんどです。
私達が襲われてしまうのを防ぐと同時に、サメに人喰いのレッテルを貼ってしまう事を避ける為にも、対策やサメの生態についてきちんと理解しておく事が必要だなと改めて思いました。
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