「君に聞きたいひとつのこと」/SHISHAMO -ひと目で始まる恋の行方-

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皆さんこんにちは!

今回は、6月25日にリリースされたSHISHAMOの「君に聞きたいひとつのこと」の歌詞を考察して行こうと思います!

SHISHAMOはボーカル兼ギターの宮崎朝子さんが作詞する歌詞が10代から人気を誇っています!

まるで感情や心理描写が少女漫画のようだと評価されることもありますが、それは元々彼女が漫画家を目指していた経験から来るようです。

まずは歌詞の紹介から、その後に曲の掘り下げをしていこうと思いますので、まだ曲を聴いていない方は聴いてみてください!

目次

SHISHAMO 「君に聞きたいひとつのこと」 歌詞

私名前も知らないけど
きっと誰よりも君のこと考えてる
すごくない?それ。
気持ち悪くない?私。
やばくない?私。
引かないで
ちょっと好きすぎるだけだから

ほんの2~3分おしゃべりしてみたい
君のことたくさん知りたいから
まずはここから始めよう

君が普段どんな音楽聴くのか
知れたら少しは満たされるけど
しょーもなかったらどうしようねー
ああ、知りたくない気もするけれど
君が普段どんな音楽聴くのか
突然聞いたら気持ち悪いかな
あわよくばバンドが好きだったら尚良い
尚、良い

生まれも育ちも違うから
きっと私たち合わないことだらけだよね
君の聴く音楽
私全く知らないかもしれない
でも聴いた瞬間好きになれたらいいな

こんなにも知らないことだらけなのに
こんなにも好きだなんて不思議だよね
私なりに拾った全て
今の所全部好きだよ
笑顔も 歩き方も声も
でももっと知りたいの
だからひとつだけ聞いてもいい?

君が普段どんな音楽聴くのか
知れたら何かが始まるのかな
君はどんなダンスを踊るの?
ダサくても思い切りが良いといいな
君が普段どんな音楽聴くのか
もちろんそれだけで全てを判断するわけでは
そりゃないけれど
私にとっては結構大事なことなので
君が普段どんな音楽聴くのか
次に会えたら聞いてみようかな
あわよくばバンドが好きだったら尚良い
尚、良い

君に聞きたいひとつのこと 歌詞考察

さて、この曲は名前も知らない男性に片想いし、相手のことをもっと知りたいと願う女性の願望が描かれた曲となっています。

宮崎朝子さん(Gt.Vo)が描き下ろしたジャケットイラストは、カフェで意中の相手を見つめる女性が描かれています。

歌詞も今時の文学よりな詩に近い歌詞というよりも、ストレートに言葉のまま入ってくる感じがしますよね。

恋は盲目と言いますが、意中の男性を前にしてあれこれ余計なことまで考えてしまっている感じが、恋する女性って感じですよね。

それでは早速歌詞の中身を見ていきましょう!

私名前も知らないけど
きっと誰よりも君のこと考えてる
すごくない?それ。
気持ち悪くない?私。
やばくない?私。
引かないで
ちょっと好きすぎるだけだから

この歌の主人公とも言える「私」は、「君」に絶賛片想い中のようです。

彼女は相手の名前すら知らないとのことで、一目惚れをしたのでしょうか。

一目見た瞬間から始まった恋で、彼女の頭の中は彼のことでいっぱい。

相手の名前さえも知らないのにこんなにも彼のことを考えてしまう自分に対して、気持ち悪くないか?と自問自答していますね。

ほんの2〜3分おしゃべりしてみたい
君のことたくさん知りたいから
まずはここから始めよう

彼ととにかく会話をしたいと強く願う彼女、彼に対して聞きたいことがあるみたいです。

君が普段どんな音楽聴くのか知れたら少しは満たされるけど
しょーもなかったらどうしようねー
ああ、知りたくない気もするけれど君が普段どんな音楽聴くのか
突然聞いたら気持ち悪いかなあわよくばバンドが好きだったら尚良い
尚、良い

彼女は彼の音楽の趣味が知りたいようです。

彼の普段聴く音楽を知りたいけれど、大したこと無かったらどうしようという葛藤が見えます。

恋愛だけに言えることでは無いですが、これってあるあるですよね。

好意を持った相手に対して自分の理想を押し付けるように人物像を想像してしまう。

それが現実と違った場合に、勝手に想像したのはこっちなのに「違うな」と思ってしまう事ってありますよね。

「突然聞いたら気持ち悪いかな」とありますが、中々難しいところですよね。

恋を始めたいから最初のステップとして音楽の趣味を聞きたいけれど、そもそも音楽の趣味を聞き出すまでにどう会話を始めたら良いか分からない。

あわくよばバンドが好きだったら良いというのは、きっと作詞した宮崎朝子さんの思想が含まれているのでしょうか。

それとも曲中の彼女もバンドが好きなのでしょうか。

生まれも育ちも違うから
きっと私たち合わないことだらけだよね
君の聴く音楽
私全く知らないかもしれない
でも聴いた瞬間好きになれたらいいな

彼女と彼はこれまで違う世界の人間だったのでしょうか。

少なくともこの瞬間まで相交えなかったという事実から、環境が同じだった事は無いと判断したのでしょう。

彼と私の音楽の趣味が全く違ったとしても、彼の聴いてる曲を好きになれたらいい。

恋愛において共通点が多いのも大切ですが、違いを尊重して受け入れる事も大切ですよね。

彼が好きな物が好き、それも素敵な事です。

こんなにも知らない事だらけなのに
こんなにも好きだなんて不思議だよね
私なりに拾った全て
今の所全部好きだよ
笑顔も 歩き方も声も
でももっと知りたいの
だからひとつだけ聞いてもいい?

なぜ彼のことをあまり知らないのにこれだけ好きなのか、一目惚れは恋をより一層盲目にさせていきますね。

彼女なりに彼の情報を拾い集めて居るみたいですが、彼の仕草などが全て好きなようです。

つい目で追いかけてしまう彼女の姿が目に浮かびますね。

君が普段どんな音楽聴くのか
知れたら何かが始まるのかな
君はどんなダンスを踊るの?
ダサくても思い切りが良いといいな
君が普段どんな音楽聴くのか
もちろんそれだけで全てを判断するわけでは
そりゃないけれど
私にとっては結構大事なことなので
君が普段どんな音楽聴くのか
次に会えたら聞いてみようかな
あわよくばバンドが好きだったら尚良い
尚、良い

彼女は彼の音楽的な趣味をとにかく知りたがっているようです。

宮崎朝子さんが音楽の世界に生きる人だからでしょうか。

どんなダンスを踊るのか、下手でも一生懸命に踊るのか。

やっぱりどんな音楽が好きなのか。

彼をそれだけで判断するわけではなくても、彼女にとっては大切な要素のひとつであることが分かりますよね。

この曲の中では彼との関係が進展する事はありませんでしたが、次に会った時に聞いてみようかなというセリフで終わりを迎えています。

彼女は次に会えた時に彼に対して聞くことはできるのでしょうか?

はたまた遠くから彼を眺めるだけで終わってしまうのか。

不安定な10代の恋模様が描かれた素敵な曲ですよね!

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