※この記事はJohnny blogのチームスタッフが下書きをし、Johnnyが修正して投稿しています。内容はJohnny本人の経験談ではなく、スタッフの経験談になりますのでご了承ください。
こんにちは、Johnny blogスタッフです。
新型コロナウイルスが世界的にも落ち着いてきて、海外へ挑戦したい!という日本人の方が本当に増えましたよね。私は実際オーストラリア在住なのですが、ここ最近の日本人の異常な増え方を肌で実感しております。
今や国境を跨いで出稼ぎの時代ですが、皆さんは「ワーキングホリデー(ワーホリ)」と言う制度を知っていますか?
最近では、あらゆる媒体でインフルエンサー達がワーホリのメリットを公開しているのも頻繁に見かけるようになりました。
果たして本当にワーキングホリデーを使ってオーストラリアに来ている日本人は充実しているのか?今日はそんなワーホリの闇を暴いていきたいと思います。
1. そもそもワーキングホリデーって何?
ワーキングホリデーとは日本が特定の国や地域と合意し、1年から3年の間滞在ができるプログラムです。
このプログラムは18歳〜30歳までの若者を対象としていて、滞在国で働いて生活費を賄いながら異なる文化や生活様式を理解することを目的としています。
1980年にオーストラリアとの間でスタートし現在では世界24か国と協定が存在しますが、基本的に各協定国ごとに一度しか利用できないという制約があります。
ワーホリビザは自由度が広く、語学学校に通ってもよし、出席率を気にしなくてもよし。
また勤務時間に制限はありませんが、一回就いた職場には最長6カ月までという規制があります。
2. インフルエンサー達は何を謳っている?
SNSでワーキングホリデーを推奨しているインフルエンサー達の動画を見ていると、未経験でそこまで準備をしていなくても海外生活を楽しめる夢のような制度に聞こえてしまいますよね。
そんなインフルエンサー達はどんな謳い文句で動画を作っているのでしょうか。
・自分の好きな国に行って、現地でお金が稼げて生活していける
・オーストラリアでは最低賃金が2500円越え、休日は1.5倍
・語学力が身につく
・英語力がなくてもジャパレス(日本レストラン)で働けるから心配無用
・学生ビザでその国に行ってしまうと基本働けないので早いうちにワーホリを使うべき(学生ビザは勉強をしに行ってますよというビザだから)
・外国人の友達がたくさんできて毎日楽しい
こうした甘いセリフはこれからワーキングホリデーを利用したい、又は興味を持っている人達をターゲットにした再生数稼ぎのパターンが考えられます。
3. ワーキングホリデーの実態
さて、それではオーストラリア在住の私がこのワーキングホリデーの実態をお話しします。
ワーホリで充実できている日本人の方は本当に一握りしかいません。現実はそんなに甘くないです。ですが、英語力が高ければ皆さんの思い描いているような海外生活を送ることができます。
インフルエンサー達が公言しているような「英語力ゼロで海外挑戦」を鵜呑みにしないでください。地獄を見て数カ月で帰国している方を実際にたくさん見てきました。
今やジャパレスですら全く雇ってもらえない状態です。それでいて、オーストラリアの雇用形態も変わってきているので(最低賃金上昇→必然的な人件軽減)オーストラリアの現地人でさえ仕事が見つからない状態でもあります。
そのような厳しい状況の中で、言語も通じない異国の人種をそう簡単に雇うわけがありません。英語力がなければ仕事が見つからないのはもちろん、友達もできません。
パーティーの場などに行ってあいさつはできたとしてもそこからの会話が続かない、もしくは外国人同士の会話を横でただ笑いながら見るだけ…なんてことになりかねません。
そして、もしもジャパレスで働けたとしても最低賃金以下の違法な状態で働かされる場合が多いです。給与の口座振込だと違法賃金なのが発覚してしまう可能性があるので、現金手渡しでの給与支給なんて所もザラにあります。
そういうネガティブな点を知らずにオーストラリアへ来て、理想と現実のギャップに落胆してしまい思い描いていた生活を送れなくなってしまいます。
まとめ
いかがでしたか?
ワーキングホリデーはとても流行ってきていて、良い制度ではあるのですが、良い点だけではないことがお分かりいただけましたでしょうか。
ただ裏を返せば「しっかりした準備」をすれば皆さんの思い描いている海外生活を送ることはもちろん可能です。次のブログでは、確実にワーキングホリデーで成功させるための準備についてお話ししたいと思います。
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