こんにちは
今回は、ずっと真夜中でいいのに。の新曲「形」の歌詞考察をしていきます。
「形」は6月13日に公開される映画「ドールハウス」の主題歌として6月12日にリリースされました。
ずっと真夜中でいいのに。 「形」 歌詞
作詞作曲 ACAね
しみになるの
私の涙を吸うTシャツ
嫌なものだけをぼかす技術
そんなこといつからできるように
なってしまったの
わがままな髪
繋ぎ止めていい
縛りつけていい
跡が消えないのに
離れられない
選ばなくていい
導かれるままに
棲みついた天使は 痛みの鎧
いいから 願ったら 現れる気がした
眠りにつくまで 歩いてく
何度も 同じこと 守るから
答え合わせしなくても
大丈夫 君と私だけ
無罪で 綺麗です
全て混ざっていなくても
大丈夫=二人の言霊
愉快で おかしいって
わかってるけど
意地になる
承認され消費されてく
好きなものだけで満たす技術
そんなこといつからできるように
なってしまったの
わがままな神
繋ぎ止めても
縛りつけても
跡が消えないのに
言じたいものを
選んだっていいでしょ
導かれるままに
住みついた天使は 痛みの鎧
いいから 願ったら 洗われる気がした
眠りにつくまで 歩いてく
何度も 同じこと 守るから
ぶっきらぼうなままでいいよ
形があるだけでえらいよ
君がなるべく 絶望しないよう
選択だけ 繰り返す
棲みついた天使は 痛みの鎧
いいから 願ったら 現れる気がした
人の形して 歩いてく
何度も 同じ鼓動 守るから
答え合わせしなくても
大丈夫 君と私だけ
有罪な 人生です
全て混ざっていなくてもいい
愉快で おかしいって
わかってるけど
ずっと真夜中でいいのに。 「形」 歌詞考察
しみになるの
私の涙を吸うTシャツ
嫌なものだけをぼかす技術
そんなこといつからできるように
なってしまったの
自分の涙を吸うTシャツという悲しみの感情を受け止め記憶していく物、
嫌なものだけを暈して曖昧にしてしまうという行動、
元々はそんなことなかったのに、そんなこといつからできるようになってしまったの?という変化に対して時が流れて「物に魂が宿る」という意味が込められているように感じました。
映画「ドールハウス」でも亡くなった子に似た少女人形が登場するため、そのように考察できます。
わがままな髪
繋ぎ止めていい
縛りつけていい
跡が消えないのに
離れられない
選ばなくていい
導かれるままに
「わがままな髪 繋ぎ止めていい 縛りつけていい 跡が消えないのに」
このように、寝癖のようにいうことを聞かない髪の毛を縛って、繋ぎ止めることを意味していると考えられますが、
自分の思い通りにならないものは繋ぎ止めても、縛りつけてもいいという、
例え、後に跡ができてしまうようなことでも関係ないということなのでしょうか?
また、「離れられない 選ばなくていい 導かれるままに」という、逃れないものから導かれるままに行動する様子が予想できます。
棲みついた天使は 痛みの鎧
いいから 願ったら 現れる気がした
眠りにつくまで 歩いてく
何度も 同じこと 守るから
答え合わせしなくても
大丈夫 君と私だけ
無罪で 綺麗です
全て混ざっていなくても
大丈夫=二人の言霊
愉快で おかしいって
わかってるけど
「棲み着いた天使は痛みの鎧 いいから願ったら現れる気がした」
難しい表現ではありますが、苦しさや痛みを鎧にした、亡くなってしまった人の魂や意志が天使なら、願ったら同じように苦しんでいる自分の前に現れてくれる気がしたということなのかなと思います。
「大丈夫 君と私だけ 無罪で綺麗です」
自分と君だけは「無罪で綺麗」と、相手に対する信用と何も背負わずに生きていけるという意味が込められている様に感じます。
二人だけはと思えるほどの大切な相手がどんな「形」になっても、大切に思えることが大切ですね。
今回は、ずっと真夜中でいいのに。の「形」の歌詞考察をしていきました。
「形」は、形として存在しているもの、そうではないものを同じ様に想い考えることの大切さ、感情や記憶などの形にならないけど大切なことを考えさせてくれる曲に感じました。
皆さんはどう感じましたか?