みなさんこんにちは!
2025/9/17にあたらよの新曲『朝凪』がリリースされました!
この曲は、恋人を失ってから気づいてしまった大切さを前に抱く後悔を引きずる未練を歌った曲になっています!
今回はそんなあたらよの新曲『朝凪』の歌詞を考察していきます!
ぜひ、最後までご覧ください!
1.あたらよ『朝凪』歌詞
溶けきってしまったキャンディのように
甘ったるい後味ここに残っている
いつしか褪せて擦れて消えた
白線の上を歩いた
影は空を知っている
言葉も無いまま
答えを探し歩く
逃げ水追えば
独り
朝凪のなかでずっと
声を紡いで海を渡って
貴方のもとまで虹が空に弧を描いた
雨が上がって君の顔がよく見えた
泡の中で見た夢か。綺麗だ。
読み切ってしまったフィクションのように
言い得ない存在感がここに宿っている
いつしか混ぜて揺れて濁った
本心の上を歩いた
空の音を知っている
鳴き声をあげて飛ぶ鳥も
色褪せた郵便ポストも
路肩に置かれた自転車も
朝日を受けて光るビルも
目に映ったその全てが
あまりに美しく見えるなら
余すことなく抱え込んで飛び込んでみたい
朝凪のなかでずっと
声を紡いで海を渡って貴方のもとまで
虹が空に弧を描いた
雨が上がって君の顔がよく見えた
泡沫の中で見る夢は、綺麗だ。
2.あたらよ『朝凪』歌詞考察
2-1.彼の残穢を追って
溶けきってしまったキャンディのように
甘ったるい後味ここに残っている
いつしか褪せて擦れて消えた
白線の上を歩いた
影は空を知っている
言葉も無いまま
答えを探し歩く
逃げ水追えば
独り
主人公は、溶け切ったキャンディが後味を残すように、思い出や後悔を残して去っていった彼のことを追ってしまいます。
しかし、彼らは追っても追っても逃げ水(蜃気楼)のように遠のいていってしまいます。
2-2.彼への未練が見せる夢
朝凪のなかでずっと
声を紡いで海を渡って
貴方のもとまで虹が空に弧を描いた
雨が上がって君の顔がよく見えた
泡の中で見た夢か。綺麗だ。
海の端と端にかかる虹のように、いまだに残る彼への想いが彼本人へ良い形で届いたかと思えば、それは夢でした。
失ってから気づいてしまった彼への後悔や想いが強すぎるゆえに見てしまった夢ですね。
寝起きも最悪ですこれは…。
2-3.彼への後悔が日々を灰色にしていく
読み切ってしまったフィクションのように
言い得ない存在感がここに宿っている
いつしか混ぜて揺れて濁った
本心の上を歩いた
空の音を知っている
鳴き声をあげて飛ぶ鳥も
色褪せた郵便ポストも
路肩に置かれた自転車も
朝日を受けて光るビルも
目に映ったその全てが
あまりに美しく見えるなら
余すことなく抱え込んで飛び込んでみたい
読みきった後に余韻を残すフィクション小説のように、相変わらず主人公の心に残っている彼への気持ち。
そんな気持ちの内にある後悔は、彼に合わせて誤魔化してしまった本心にあるのかもしれません。
「あの時本当のことを言っていれば」
彼のために嘘をつくこともあるでしょうから、逆も然りだとは思いますが、自分がした言動や行動に対する後悔というのは残りやすいものだと思います。
そして後悔を抱えたままの失恋は、見る風景の全ての彩りを奪っていきます。
だからこそ、彼との彩りがある日々に縋ってしまうのです。
3.まとめ
あたらよの新曲『朝凪』は、失恋した後の後悔や反省を相手に伝えることができないがゆえに、どんどん自分の中だけで未練が膨れ上がってしまう、くすぶっている様子を描いていました。
相手と別れて後悔する前に気づきたいものですね…。