皆さんこんにちは!
今回は、今年の3月にサブスクサービスでの音楽配信を開始した「Hump Back」の大人気曲「拝啓、少年よ」の歌詞の意味を考察していきたいと思います。
こちらの曲はTikTokなどでも度々使用されており、自分を鼓舞してくれるような歌詞が特徴ですよね!
彼女達は大阪出身の3ピースバンドで、こちらの曲は2018年6月20日に発売された彼女達のデビュー曲なんです!
曲をぼんやりと聴いているだけでも元気が出てしまうのがこの曲ですが、歌詞の中身を読み解いていくともっと良い曲なのです!
早速みていきましょう!
Hump Back「拝啓、少年よ」歌詞
夢はもう見ないのかい?
明日が怖いのかい?
諦めはついたかい?
馬鹿みたいに空が綺麗だぜ
今はもう見れないさ
あいつも変わったな
笑いあった日々を
馬鹿みたいに思い出している
ひび割れ青春 駄々こね少年
忘れちまった浅い傷
神様なんていないぜ
ハナから信じちゃないさ
僕達をこのままで
あぁ もう泣かないで
君が思う程に弱くはない
あぁ まだ追いかけて
負けっぱなしくらいじゃ終われない
夢はもう見ないのかい?
明日が怖いのかい?
諦めはついたかい?
馬鹿みたいに空が綺麗だぜ
あぁ もう泣かないで
君が思う程に弱くはない
あぁ まだ追いかけて
負けっぱなしくらいじゃ終われない
遠回りくらいが丁度いい
「拝啓、少年よ」
この曲は二人の人物の会話のように受け取ることもできるので、その解釈で読み取っていきます!
夢はもう見ないのかい?
明日が怖いのかい?
諦めはついたかい?
馬鹿みたいに空が綺麗だぜ
歌い出しから我々をドキッとさせるようなこの歌詞。
少年だった頃を忘れてしまった私たちに対して問いかけて来ているようですね。
あの時の夢はもう見ていないのかい?明日が怖いのかい?それで、昔の夢に対して諦めはついたのかい?と聞かれています。
私たちが昔思ってた将来やりたい事って、その全てが必ずしも「現実を見てしまって諦めるしかなかった」というわけではないですよね。
大人になっていくにつれて夢のことを考えなくなって、いつしか記憶から忘れられていくものだったり。
やりたい事があっても結局取り組まずに終わったりしてしまうこともありますよね。
大人になった自分たちが色々な事を考えて悩みながら日々を過ごしていく中でも、空はあの頃と同じように綺麗なままです。
この問いかけを投げかけて来ている人物を仮にAと名づけましょう。
今はもう見れないさ
あいつも変わったな
笑いあった日々を
馬鹿みたいに思い出している
これは冒頭の問いかけに対するアンサーのようにも思えますね。
過去の自分というよりも、少年時代に友人だったもう一人が、この問いかけに反応しているようにも受け取れます。
今はもう夢を見れないと語るこの人物に仮にBと名付けましょう。
ひび割れ青春 駄々こね少年
忘れちまった浅い傷
神様なんていないぜ
ハナから信じちゃないさ
僕達をこのままで
これは夢を諦めて大人になってしまったBの弱音のようにも聞こえます。
「神様なんていないぜ ハナから信じちゃないさ」
このセリフは、きっと夢を叶えるために頑張っていた時期がある人だからこそ出て来たセリフなのかも知れません。
挫折を味わってやさぐれてしまったような言葉だなと私は思いました。
あぁ もう泣かないで
君が思う程に弱くはない
あぁ まだ追いかけて
負けっぱなしくらいじゃ終われない
この歌詞はAがBに対して励ましの言葉をかけている様子だと私は考えました。
「お前はお前が思っているほど弱くない!負けっぱなしくらいじゃ終われないんだから、立ち上がってまだまだ追いかけろ!!」
なんて、力強い応援の言葉が聞こえてきます。
これ以降は歌詞の繰り返しになるのですが、歌の最後にとても良い言葉が登場します。
遠回りくらいが丁度いい
一度は夢を諦めてしまい、少年だった頃の記憶や夢に対する心情などは薄れてきているかもしれないけど、夢を諦めるには早すぎるというメッセージが込められているのかもしれません。
一度は諦めて挫折してしまった人に対して「もう遅い」と言うのではなく、遠回りするくらいが丁度いいんじゃない?という言葉をかけてくれています。
この言葉を言われた側からしてみれば、再び心に火がついてしまいますよね。
まとめ
今回はHump Backのデビュー曲「拝啓、少年よ」の歌詞を考察してみました。
彼女達の可愛らしい見た目からは想像できないようなロックの届けてくれるこのバンドは、他にも「番狂わせ」や「LILLY」など、ヒット曲を連発しています。
サブスクを解禁したということで、以前よりも彼女らのロックに手が届きやすくまりました。
これからの曲にも期待が高まりますよね!