「Vaundy」の新曲「風神」 を音楽好きがレビュー!新たな名曲!?

こんにちは、今回はTBS系金曜ドラマ『ライオンの隠れ家』の主題歌「風神」(Vaundy)について聴いたレビューをしていこうかなと思います。

YouTube:「Vaundy」「風神」
目次

「Vaundy」とは

Vaundyさんについてはもう解説する必要はないと思いますが一応解説すると、作詞作曲、アレンジを手掛け、ジャケットデザインや、セルフプロデュースも手掛けるマルチアーティストです。

物凄い才能ですよね。

「怪獣の花唄」「不可抗力」「タイムパラドックス」など様々なジャンルの音楽を制作し、ヒットさせてきている彼は一つの形にとらわれないジャンルレスなアーティストだと言えるでしょう!

「ライオンの隠れ家」とは?

金曜ドラマ「ライオンの隠れ家」画像:https://square.unext.jp/article/lionnokakurega-2024-07-19

今回のドラマ「ライオンの隠れ家」は、市役所で働く平凡で真面目な優しい青年 小森洸人(こもり・ひろと)と自閉スペクトラム症の美路人(こもり・ひろと)の兄弟が、突然現れた「ライオン」と名乗る謎の男の子との出会いをきっかけにある事件に巻き込まれていくヒューマン・サスペンスドラマであり、家族愛と兄弟愛についての話となっています。

「風神」について

まずは「風神」を制作したVaundy さんのコメントをご紹介していきます。

「風神」は、誰しもがもしかしたら風をまとっていて人と人とが向き合ったときにその風でできていく擦り傷が、ただ痛いだけのものではなくぬくもりを持った温かかな痛みでもあるよね、ということを歌った曲です。

楽曲と合わせて、登場人物たちの心や関係の変化を感じとって楽しんでもらえたらなによりです。

そして今回はタイトルバック映像の監督と音も作らせていただきました。

ドラマチームから依頼をいただいた時は、きたか!と、わくわくしたと同時に短い時間でどう魅せるか、何度も企画を試行錯誤して作っていきました。

撮影は柳楽さん、坂東さん、大空くん、そしてドラマスタッフのみなさんにもご協力いただきみんな本当に家族のようで、ドラマの空気感が伝わる優しい現場でした。

楽曲だけでなく、こういった形でも関わることができてとても楽しかったです。

みなさん、放送をお楽しみに。

というようにタイトルバック映像の監督を担当したそうですね、凄い!

「Vaundy」「風神」

作詞:Vaundy

作曲:Vaundy

誰よりも

「救いたい」と悲劇を気取ってた

面倒よりも

それが砕いても、煮込んでも

食べれない故に

大脳の意思では

静観がキメの一手なんだって

だが、心臓が言うには

芽吹けば栄養さ

この先も誰かを想うたび

風纏い擦り傷が絶えないだろう

だがやがてこの風、受けるたびに

その、変え難い

ぬくい痛みに

報われていたい

はず

ジリジリ

頬つたって痛いよ

芽吹いた

ヒラヒラ

喉元つたって


吸い込み

肺が痛いよ

でもね

トクトク

あたたかいね

それが大脳の意思では

食わず嫌いがキメの一手だったって

また、心臓が言うには

君もそう、風神さ

この先も誰かを想うたび

風い擦り傷が絶えないだろう

だがやがてこの風、受けるたびに

その、変え難い

ぬくい痛みに

報われていたい

はず

もしもこの世の隙間に

愛を少し分けられたなら

それでこのぬくもりに

隙間風も

凪ぐだろうか

僕が、誰かを想うたび

風纏い擦り傷が絶えないだろう

だがやがてこの風、受けるたびに

その、変え難い

ぬくい痛みに

拭われて

あなたを想うたびに

風纏い擦り傷が絶えないだろう

だがやがてこの風、受けるたびに

その、変え難い

ぬくい痛みに

救われていた

はずだから

歌詞的にはVaundyさんが言ってっていた通りで誰しもがもしかしたら風をまとっていて人と人が向き合った時にその風でできていく擦り傷が、ただ痛いだけのものではなくぬくもりを持った温かな痛みでもあるよねということを歌った曲ですというように、

簡単にいうと人間関係の悩みについての曲で、「傷つけ合いながらも相手を思う気持ちが大切だ」と言いたいのではないかと思われます。

「風神」を聴いてみた感想

風神とは風を司る神のことで要は「風の神」のことですが、全体的な雰囲気としては、

まず、Aメロは風に揺られているようなスローテンポでありながら、Bメロで徐々に風が強くなってきて、サビで風神が風の災い(台風など)を起こすような盛り上がり方なのかな?

といった第一印象でした。

そして初めて聴いた時、Vaundyのボキャブラリーの多さを感じさせる曲だなと感じました。

Vaundyが作る音楽はいつも新しいパターンで音楽を作っているからです。

Vaundyの曲で新曲が出た時に「なんか聴いたことあるな」ってことがほぼ無いので凄いですよね。

もちろん彼のよく使う音だったりはあると思いますが、毎度新しい感覚を持ってきてくれるのです。

また、ラスサビも転調していないのに盛り上がり方が少し変わっていて面白いなと思いました。 

まとめ

今回は「Vaundy」の「風神」について聴いた感想を簡単に書いてみました。

一度聞くとなんか耳から離れません、これこそ名曲ではないでしょうか?

また、Vaundyさん特有のかっこいい歌声、裏声(フォルセット)の使い方から繰り出される「風神」は歌詞の良さも相まって、名曲となるのではないかなと思います。

「風神」は特に、実際に聞いてみないと分からない素晴らしさ、世界観があると思うので聞いたことない人は是非聞いてみてください!

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